僕は、東証一部の専門商社に勤めています。現在、タイ・バンコクに赴任しています。今年36歳で3人児の父親でもあります。
年収は、海外赴任手当など諸々入れると8桁に届くぐらいです。海外駐在員ですので、普通のサラリーマンより貰っていると思います。
これだけ聞くと「室長さん、仕事できて、お金もありそう。家庭もあって」と思われるかもしれません。嘘は言ってませんが、ネット上では、自己承認欲を満たすために、良い部分しか見せてないと思います。
今晩は「僕の置かれた現状と、今後の人生戦略」を本音で、語りたいと思います。
目次
もう出世を諦めてます
僕ぐらいの36歳中堅社員になると、自分も会社も「このまま、ここで働くとどうなるか?」という先が見えてきます。
自分の能力、適性、実力、他人からの評価、社内の立ち位置など、自分を客観的に見ることが出来ます。これが、見れない人は、只のお馬鹿さんだと思います。
ぶっちゃけ、僕は出世頭ではありません。出世頭だったら、もっともっと会社に忠誠を誓って、鬼のように働かないとなりません。
商社マンですから「24時間働けますか?」ぐらいのノリが必要です。しかし、このようにYouTube投稿してるぐらいですので、その辺りは、察してくださいね。笑
かと言って、窓際族でもありません。お馬鹿であれば、海外駐在員には絶対になれません。会社は、僕に数千万円をかけて、海外赴任させており、それなりの結果を求められており、平均以上の結果も出してるつもりです。
では、どのようにして、僕は理想と現実とのバランスをとっているのでしょうか?
70点を狙いにいってる
もしも、これから、部長→役員→社長と、役職を上げていく、サラリーマン出世街道を、突き進むのなら、色んなことを犠牲にし、並々ならぬ「我慢」と「努力」が求められます。
それは100点を目指す生き方です。週末は、接待ゴルフ。上司の命令には残業であろうが、理不尽なパワハラであろうが、社内飲み会でも絶対参加が必要です。僕は、それらを断りまくっています。
実は、昨日、同僚の父親が亡くなられました。今日は、上司含めて、皆んなで葬式に参列しているのですが、僕は参列を拒否しました。
タイの葬式は、遠方で行われることが多くて、片道4時間も掛けて行くのは、無駄が多い考えたからです。空気は、あえて読んでません。
出世の話に戻しますと、
僕は、100点の道(=社長を目指す道)のコストパフォーマンスは悪いと思っています。
・コストとは、自分を犠牲にすること。必要以上の労働です。
・パフォーマンスとは、見返りの給与や地位です。
そもそも、僕の能力では、社長の可能性はゼロだったのかもしれませんが。しかし、自分に能力がなく、出世の可能性が低いのに、「会社のため」に、がむしゃらに働くのは、絶対に避けたいのです。
多種目の総合点で勝負する
僕は、こんな投稿したり、YouTube発信したり、ブログ書いたりと、サラリーマン以外の楽しみ方、副収入源を求めています。
ですが、ここでも、専業YouTuberや、ブロガーなどの様に、ガチで100点を目指すのでなく、70点を目指してます。
学校のテストでも、40点から70点まで成績上げるのは簡単ですが、70点から100点まであげるのは、更に何倍もの努力が、新たに求められますよね?それと同じです。
それだったら「サラリーマン人生は70点」だと割り切って、それ以外の副業でも、同じように「追加の70点」をとりにいきたいのです。
そうすると、僕の上司が、会社で100点を目指している間に、部下の僕は140点(会社70点+副業70点)を獲得して、上司より、実年収は高くなるかもしれません。いや実は、もうなっています。
貯金という貯金はなく、全て投資に回しています。株式投資、仮想通貨、事業投資、外貨預金など、ありとあらゆる投資をしています。
僕は、タイに住みながら、お隣のミャンマーに既に20回以上、プライベートで通っています。出世を目指す方々は、皆んな週末ゴルフに行くのですが、僕は完全に断って、金曜の夜に一人でミャンマーに入って、日曜の夜にタイに戻るのです。
経済発展が見込めるミャンマーに、事業投資するためです。ミャンマーだけでも、500万円近く投資しており、今の所、給与以外の収益になっています。
武士でなく百姓を目指す
何が言いたいかというと、
サラリーマンだけの人生設計(一本足打法)は危うい
のです。がむしゃらに100点を目指すモーレツサラリーマンではなく、そこそこの70点を多角的に目指す方が、コスパの良い、現代的生き方ではないでしょうか?
ヒントになるのは、百姓(ひゃくしょう)の語源です。
『百姓というのは、農民ではなく、百の生活能力を持ってるという意味です。わらじを編んだり、陶器をつくったり、行商したりという百種類の生き方がある人です』
人生100年時代と言われています。世の中の流れや、移り変わりも激しい時代です。他人と同じように「何となく生きる生き方」こそ、リスクの高い選択だと思います。
僕は、超一流の武士を目指しているのでなく、目立たない百姓を目指しているのです。
しかし、武士は貧乏で、百姓の方がお金持っていたりもします。
サラリーマンである、皆さんの「社内評価」は、いかがでしょうか?その評価に対して、先を見据えて、今「適切に」働いているのでしょうか?
See you tomorrow.
[…] 「出世を諦めた36歳商社マン」 […]
[…] なんですよね。100点を目指すのでなく70点を目指しています。 […]