本編は、後編となります。
もちろん英語ができるようになったのも、コーヒーの知識がついたのも自分のためになっていると思うのですけど。
それ以上に「自分のマインド」というか、考え方や、考えていることを色んな人に触れあって、今までの常識じゃ考えられない人とか、そういう人たちを海外で見て、少しずつ変わって行ったというのが、一番大きかったのかなとは思いますね。
その時に言われたことが、凄く心に残っていて「自分の国籍だとか、英語ができないとかは、あまり考えないで欲しい」と言われて。自分がお客さんと関わり合いながら、しっかりオーダーを取るというところを意識して欲しいと言われて。
自分の英語ができないだかとか、そういう後ろめたさを1回取っ払って「この人と会話するんだ」と考えて欲しいと言われて。そこで、本当に考え方が、もう180度変わって。今まで、ちょっとネイティブの人、お客さんと話すのが怖いな、英語ができないから、またミスしちゃうな、怖いなみたいなという気持ちがずっとあったんですが、その言葉を言われた時に、もう自分が物怖じしなくなった。
英語の実力も、もちろん大事だと思うんですけど、それ以上に「この人と喋りたい、この人の話を聞き取りたいという気持ちが大事だ」と気付かされました。これが留学の中で、学んだ一番大きいことなのかと思っています。
これ聞いている方、ちょっと分かりにくいかもしれないですけど、海外では、よくあるんですよね。日本人の方って「英語苦手だから」と言って、コミュニケーションを、一生懸命取ろうとしないんです。
でも、相手も、こっちが外国人ということがわかっているから、英語が母国語じゃないって分かっているからこそ、一生懸命伝えようとする。聞く方も英語を理解しようと一生懸命聞く。この一生懸命に聞いて、一生懸命に喋る。
相手もロボットじゃなく、人間だから、気持ちを体全体で出すという。これが、海外でやっていくのに、本当に非常に重要な要素だと思うし、ポイントだと思う。
ボディーランゲージでもそう。紙に絵を書いて、今僕が伝えたいことを、100%向こうにインプットするという一生懸命さを出すと、向こうも「この人一生懸命伝えようとしているんだ」という気持ちが伝わるから、向こうも一生懸命聞いてくれると。
その後、コーヒーやったり、自分の好きなものがたくさんできたので、それらも、就職活動に生かしていって。
どういう会社に自分が実際入るのか分からないですけど、食品業界の1つの会社に入ったとしても、海外経験を生かしたいので、室長さんのように、今、海外で活躍されていますが、自分も、海外で活躍したいです。
例えば、僕みたいに、日本の企業に勤めて、海外赴任が決まると、給料面でも色んな待遇も受けられるし、普通のサラリーマンよりも稼げるチャンスが十分あるので、是非頑張って欲しいです。
日系の食品メーカー。例えばグリコ、お菓子だったり、水産系の会社もそうですけど、海外メーカーと、比べてどう考えても「美味しい」のです。しかも、海外でも受け入れられている。日本の食というのは、昔、自動車がすごく技術力があるとか、家電がすごいと言われるのと同じくらい、食の日本のレベルはすごく高いと思う。
他の国と比べて競争力があるのではないかと思って、これからも、応援しています。
ぶっちゃけた話すると、最初、室長さんと、会った時も、ぶっとんでいたので、どんな話なのかな、何の話をするのかなと思ったのですが、やっぱりぶっとんだ話だったなと思って。
しかも、これ今、撮っているのは、もう夜中の12時過ぎ。そっちだと、朝方の2時か3時という、すごく申し訳ない時間ですね。
【参考リンク】
▼留学生のインスタ
https://www.instagram.com/melbournecofee_lover
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