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室長が学生だったら留学する?希少価値と出口戦略から考えるべき

投稿日:2019年12月19日 更新日:

【質問】

室長がもし、今学生だったら留学する?

留学します。が、不人気な留学先を選びます
室長
室長

何故なら、将来を見越したマーケティングが必要だからです。

その理由について、経験談も入れて詳しく解説したいと思います。

 

こんな方にオススメです

・留学先を迷っている

・海外子育てに興味ある

・語学=英語と決めつけてる人

 

先日、こんなコメントを頂きました。

「大学生の1年間の海外留学は有益?」

学生は、社会に出る前のこの時期、留学、就職、更に進学で悩みますよね。僕も当時、悶々としていました。他の読者さんも、このアジア戦略室を訪問されているということは、同じ悩みや、興味があるのでは?と推測します。

ちなみに僕の回答は、

「主体的に学ぶべきで、スマホいじってたら意味ないですね」です。

僕は、中国留学の経験があります。授業が終わっても、家庭教師つけたり、日本人のグループに入らなかったりと、かなりストイックな留学生活を送ってました。その後、商社の海外部門に入り、現在は、タイのバンコクで駐在員として働いています。

「留学を悩む学生」は、東大や京大など超優秀な人でないと思います。そこそこの大学レベルで、就活の時期が近づいてくると、次第に焦ってきて「自分には何も特徴や武器がない。何か欲しい。そうだ英語だ、留学だ」という思考ではないでしょうか?

アピールすることがない…

この投稿が、そんな学生さんのためになればと思います。

 

タイに親子留学する時代

僕の娘が通うタイのインターナショナルスクールに、6歳の日本人の男の子が、転校してきました。

聞くと、母親と、この6歳の息子、2人でバンコクに引越して来たのだとか。母親は、駐在員でもなく「息子の留学」の為に、一緒に付いてきたのです。正確に言うと、この母親が、息子を連れてきたのです。

旦那は、日本に居るようで、海外赴任するチャンスのない仕事をしているようです。それだったらと、自腹で、ひとり息子の留学を、母親同伴で、実現させたのです。

I came from Japan.

バンコクを選んだのは、米国やヨーロッパより物価が安くて、尚且つ、日本人が多く、住みやすいからでしょう。韓国では、このような母親との留学は、良くあるのですが、日本人で聞いたのは、僕は初めてでした。

そこまで、息子の将来へ危機感を抱いているのでしょうか。リスクを取って、海外に出てきた、このお母さんの判断に、僕は拍手を送りたいです。

このお母さんは、全く英語駄目なようです。よくそんな状況で、部屋借りて、ビザ取って、入学できたもんですね。自分の子を想う、母親の気持ちなのでしょう、頭が下がります。

しかし、

個人的には、英語は、ここまで勉強させるほどでもないと思うんです。

みんな勉強してるし、時間かけて身につけても、まずもって、個性が無いと思うんです。英語、英語と言ってる親ほど、この辺りの市場原理が、分かってないんですね。

ママに言われて英語勉強!?

大多数と同じことをしても、埋もれるだけなんです。不透明な時代だからこそ、とびきりの個性を目指さないといけません。それが、今回、伝えたい「留学セフルマーケティング術」です。

 

僕は少数派の中国を選んだ

僕が20歳の時に、留学先を「中国」にしました。その決断をした時は、周りからは「あんな共産国に行って、どうするんだ?」と否定的にとらえられました。

しかし、天邪鬼な性格でしたので、周りと同じことはしたくありませんでした。当時、留学する人は、クラスに1人か2人ぐらいの少数派で、留学先としては、決まって、米国やオーストラリアの英語圏ばかりでした。

中国語って発音が超難しい

中国を選択したのは、僕の通っていた大学では僕1人だけで「変わった人扱い」でした。

周りから「変人扱い」されるフェーズは、言い換えれば、ブルーオーシャンなのです。

ブルーオーシャンとは?

競争の激しい既存市場をレッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)とし、競争のない未開拓市場をブルーオーシャン(青い海、競合相手のいない領域)と呼び、後者を切り開くべきだと言われる。

僕が選択した「中国留学」これが、結果として正解でして、就職活動も比較的苦労せずにクリアしました。何故なら、当時、日系企業が、こぞって中国に工場を建てていた時期で、中国関係の人材が、就職市場で、圧倒的に不足していたからです。

今でもそうですが、1983年生まれで、中国語がそれなりに話せて、現地人をマネジメントできる人材(僕のこと)は、希少性があります。僕が、今の会社を辞めて、単身中国に行って、転職活動しても、それなりの仕事が見つかると思います。

 

今だと、どこの国がいいの?

次はインドの時代?

僕が、もし今学生だったら、インドに留学します。理由は3つあります。

理由①インドは皆んなが行きたがらない

インドは、不衛生だったり、インド料理も不味い、日本からもそれなりの距離がある。よって、誰もが、ここへの留学を決断できないのです。それがうまく参入障壁となっているのです。しかし、まだ物価も安く、授業料も格段に安いはず。

ちなみに、中国は、今では日本人の留学先の人気ナンバーワン国でして、希少性もなく、物価も高くなり、留学先の魅力は欠けますね。

留学先1番人気、米から中国に。高額な学費や円安影響

文科省の担当者は「一昔前は留学イコール米国というところがあったが、今は若者の選択肢が多様化しているのが大きい」と分析する(朝日新聞)

15年前に「お前、共産国に行くんだ」と、偉そうに忠告してきた人に、ドヤ顔で、言い返したいですね。この記事を見せながら「ほら、僕の選択は間違ってないかったでしょ」と。

 

理由②インドは8億人が英語を話す

インドはカオスです

米国の人口が3億ちよっと、ユーロ圏の人口も3億いかないぐらい、でも、インドで「自称英語が話せる人」は、8億人も居ます。自称ですから怪しいですが。

もう、英国か米国かのネイティブ英語を選択肢している場合じゃなくて、インド人が話す「インド訛りの英語」を学んだ方が、将来的に、使用価値があるかもしれません。インドは各地の方言が多く、ヒンディー語でなくて、大学などの講義は、どこでも英語で行われます。

英語だけじゃなく、ついでに、ヒンディー語も覚えればいいんです。そして、就活の時に「日常会話レベルですが、ヒンディー語話せます」とネタにもなりますよね。

 

理由③人口増、経済発展が見込める

インドの平均年齢は、なんと25歳です。なんと45歳の日本人より20歳も若いのです。

この人口は増え続けてまして、2027年頃に、インドの人口は中国を上回り、世界最多になる(日経新聞)と言われています。

2030年時点で人口が多い上位5ヶ国

インド 15億364万人
中国 14億6434万人
米国 3億4964万人
インドネシア 2億9919万人
ナイジェリア 2億6297万人

ここで質問です。あなたは、2030年時点で、何歳でしょうか?もし、30代であれば、むちゃくちゃ働いている時期ですね。世界のどこの国のビジネスが盛り上がっていると思いますか?将来の自分を、これら客観的なデータ予測をもとに、イメージして、今の選択をしましょう。

僕が中国留学を他人に納得させるために、日経新聞に、中国という単語を、蛍光ペンでマーカーして「これは、中国が今後伸びていく証拠です」って言ってました。現に、アメリカと貿易戦争するぐらい、経済力つけてますよね。

 

【参考例】クウェートよしくん

とても参考になる方を紹介いたします。※ご本人の許可も得ています。

ネットで知り合い(お会いしたことは無い)になったクウェートのよしくんです。

多分、僕より10歳は若いです。彼は、2015-16年にクウェート政府奨学金留学でクウェートに留学して、アラビア語を学びました。ツイッターでも、アラビア系の投稿を続けています。

そして、彼は、帰国後、何をしているかというと、、

と、個人で3つもサイトを立ち上げています。本人と、メッセージをしましたが「敵がいない」と言ってましたw

それはそうで「クウェート留学」×「情報発信」は、最強の個性だと思いますし、まさしく、これこそが、ブルーオーシャン戦略の超ど真ん中を突き走る感じです。

僕は陰ながら、応援しています。

小池東京都知事はカイロ留学

もう一つ、有名な話ですが、東京都知事の小池さんは、自らカイロ大学に進学しています。

東京都知事・小池百合子の知られざる半生

当時のカイロなんて、治安は今よりも悪いと思う。そこを女性一人で乗り込む気合には驚かされますよね。

そこで、アラビア語を覚えたそうで、当時、日本語とアラビア語の通訳はほぼおらず、卒業後、政府高官の大佐や、重役の通訳をしていたそうです。

その後、経済番組のキャスターに転身して、都知事と、ステップアップしていますよね。今後、総理大臣も可能性あり得ると思う。

彼女のスタートは「カイロ大学でアラビア語を覚えた」ことだと僕は分析してます。誰もしていないブルーオーシャン戦略をとったのが、彼女の今を作っていますよね。

 

大多数を同じことしてたら埋もれる

いま「日本で普通に生活する」というのが、危なくなってきてると思います。冒頭に紹介した、親子留学している母親も同じ心境でした。

世界は間違いなく近くなりました。LCCで安く行けるし、情報も溢れているので危険な場所や安全な場所の判断は事前にできる。

これからは、各自がリスクとって、何か尖ったことをしないと、何となく普通に生活した結果が、将来的には、中国人とインド人に、使われることになるのです。それが悪いとは言いませんが。

周りの人が「あなた変わってるね」と言われるぐらいの選択をすべきだと思う。今「インド、クウェート、カイロに留学する」って言うと、否定的な回答が返ってきますが、

だ・か・ら良いんです。

あなたが、もしも、学歴が低い(誰もあなたの大学名を知らない)と自覚しているなら、尚更、悪条件のきつい国、日本人の少ないところに行って、自分を鍛えて・磨いてくるべきです。高学歴者と、カッコよく「米国留学」とか同じことしてたらダメです。そんなことやっても、素質の部分で、負けてしまうだけです。

 

全ては「出口戦略」

留学先を考える際に、自分が就活市場の中の商品とした場合、どこにブルーオーシャンがあるのか?という売り先(就職先)への「出口戦略」を考えるべきなのです。

出口戦略とは?

投資において投下した資本を最大限に回収することも出口戦略と呼ぶ。第三者への転売や株式公開などがとられる。

自分が留学をしてどんな人材になって、その人材は、今の社会(または将来的に)に、どこで受け入れられるのか?出口(就職市場)を意識した上での、留学先を判断すべきなのです。

これは、学生さんだけでなく、社会人だって同じです。サラリーマンとして、社内で、どこにポジション取りするのか?どこにブルーオーシャンがあるのか?を見極めないとなりません。

 

室長の娘は英語習わせてるが…

えっ、だったら、僕の娘達も、今からインド留学させた方が、いいって?

いやいや、女の子に、インド留学は、キツイですよ。可愛い娘に、あんなインドみたいな不衛生なとこ行かせれませんよ(笑

可愛い娘にはインドは無理

娘には、しっかり英語を学んで欲しいです(矛盾してますよね?)

See you tomorrow.

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