皆さん、語学留学と聞いて、どのようなイメージを持たれますでしょうか?
僕は14年前に、中国上海に「語学留学」をしていました。
プロフィール欄には「上海大学」と載せてます。嘘はついてませんが、お金払えば誰でも行ける「語学留学1年間」です。笑
僕の学生時代は、まだ語学留学にはそれなりの価値がありました。何故なら、当時、日本国内で、効率的に中国語を学ぶ手段が無かったからです。
しかし、今では、Skypeや、YouTube、現地のSNSなど、簡単にオンラインで学べてしまいます。英語に関しては、語学留学するより、オンライン英会話を、毎日何時間もやった方が、効率的なのです。留学経験のある僕が言うのだから間違いないです。
海外に行けば自然に言葉が身につくというのは幻想です。
僕がタイに6年いてタイ語が話せないのがその証明ですし、留学していても出身国の人としかコミュニケーション取らなかったり、オンラインゲームばっかりする人たちなど「失敗組」も、僕は、たくさん見てきました。
要は、本人が、何処にいようが、どれだけその語学学習に真剣になれるか?が今は勝負なのです。
目次
時代に左右されるコスパ
現代の学習コストは、ざっくりですが、、
- 語学留学 → 年間100万円~300万円?
- 英会話教室 → 年間30万円~60万円?
- オンライン英会話 → 年間10万円
上記は、直接コストだけなのですが、そこに到達するための「間接コスト」も考慮しないとなりません。
語学留学ですが、現地学校選び、宿泊先確保、ビザ取得、休学手続きなど、段取りに膨大な準備が必要となります。
英会話学校だと、そこの教室に通うまでの交通費・往復時間もバカになりません。
オンライン英会話だと、ネット環境と、スマホ1台あれば、スタートできます。オンライン英会話が、いかに革命的で、飛び抜けて、コスパが良いか分かりますでしょうか。
留学、英会話学校は時代遅れ
僕が学生の頃、中国語に関しては2.と3.が、ほぼ無くて、1.語学留学のコスパが良かったのです。当時、人民元も、物価も安くて、年間75万円でした。学費、寮費、教材、飛行機、食事、遊び含めて、トータル75万円は激安と思います。今では、同じ中国留学ですと、200万円以上かかると思います。
要は、その時どきに合った「最適な語学方法」があると思うのです。何のコスパが「今」良いのか?というのは皆さんも考えるべきと思います。
語学留学は就職に逆に不利?
また、多くの学生が、大きな勘違いをしていますが、
1年間語学留学したところで、仕事に使えるぐらいの英語力は身に付きません。そんな甘くはないです。小さい頃から日本語を学ぶのに、10年以上掛かっていて、そんな軽いノリで行って、1年だけで、語学習得なんて出来ないですよ。
語学留学を終えた学生が「語学を活かした仕事したい」と就活で言ったら、彼はお馬鹿さんです。僕が採用担当だったら落とします。
そもそも「語学留学」に頼る時点で、その子の性格が出てまして、どうして日本で、オンライン英会話で努力しないんですか?って思います。
オンライン英会話を知らないなら、それは、情報収集能力が無いとみなしますね。
では、留学が意味がないか?というと、そうではなくて「専門を学びに留学する」には、今でも相当価値があります。
米国で経営学を学ぶ。
中国で情報学を学ぶ。
インドで歴史学を学ぶ。
など、語学以外で、現地で学位がとれれば、それは素晴らしい学歴と思います。簡単ではないですからね。
場所を選ばない「オンライン」
ここからが、応用編です。
オンライン英会話が、場所を選ばないのであれば、別に日本でオンライン学習をやらなくても良いのです。
例えば、インドの四年制大学に学部生として進学(情報学、経営学、物理学でも何でもいい)して、インドで、死ぬほどオンライン英会話をやればいいのです。
クレーンゲームも場所選ばない
インド生活に慣れるために、インドの大学に入る半年前からインドに先入りして、ひたすら毎日12時間ぐらい、パソコンに向かってオンライン英会話すれば、半年後には、大学の講義を多少聴けるぐらいの英語力にはなるわけです。インドの方が、日本より、生活費自体が安くなるからです。
オンライン英会話 フィリピン人の先生 ⇄ インドに住む日本人留学生
という仕組みをオンライン上でとれば、従来の「人件費が高い欧米先生」「物価の高い日本生活」を完全にハックできてしまうのです。
そして、インドでは、ヒンディー語であったり、先進的なITを勉強すれば、インド留学で「オンラインで英会話」「インドの大学で学位」「ヒンディー語」「IT」などが一気に学べてしまうのです。僕が、今、大学生であれば、間違いなくインド留学をすると思います。
僕は、現に、タイバンコクに住んでいますが、オンライン英会話を利用しています。言わずもながら、タイで英会話学校に通うよりも、コスパが良いからです。
英語は髪型と同じ
既に「語学留学」は時代遅れで「学部留学」でないと、留学の意味がないのです。これだけネットが広がって、誰でも何処でも、語学ぐらいは学べる時代になったからです。
また「英語は朝飯前」というのが、グローバルスタンダードですので、英語は、もう既に学問ではなくて、髪型みたいな感じなのです。
ロングヘア(米国英語)とか、モヒカン(タイ訛り英語)、スポーツ刈り(日本人英語)など、髪型は皆んな何かありますよね。そんな誰にでも「あるもの」なのです。もう英語は「国際マナー」といった感じです。
英語を、特別視しているのは、日本人と韓国人ぐらいと思います。
まとめ
- 語学留学はコスパが悪い。
- 留学するのであれば、学部留学。
- 留学先で、オンライン学習すれば良い。
- 英語は学問でなく髪型。マストで学習すべき。
僕は、仕事の必要に迫られて、海外(タイバンコク)で、オンライン英会話を始めて、そこそこ話せるようになりました。オンラインを利用した語学習得を、お勧めいたします。