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海外ネタ

中国金欲主義社会

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海外で人気のある公務員の「職種」は、何かご存知でしょうか?

正解は、海関(税関職員)です。理由は、裏金で儲かるからです。

「生活が安定しているから」という生温い理由ではなく、もう10代後半から「裏金で儲けたい」という、金欲丸出しの学生達が、こぞって、税関職員を目指すのだとか。

 

郷に入れば郷に従え

僕は、商社に勤めており、一応、海外輸出入のプロです。日本の設備を、世界各国に輸出するのが、主な仕事となります。

しかし、中国向けの出荷では、とにかく理由もなく荷物の通関を止められるのです。日本から送ったのはいいのですが、中国の港で荷物が、引き出せないのです。

僕のお客様(荷主)にもスケジュールがあり、荷物を止められるとめちゃくちゃ困るのです。

そんな時は、いかに地場の共産党と繋がっているか、税関職員と太いパイプがあるかが重要でして、それだけで、通関の切れるスピードが変わります。

貨物を止めた税関職員や、そのボスと接触し交渉して、金品で解決するのです。そりゃあ、儲かりますね。オレオレ詐欺なんかより、国家権力(通関の許可)を使って、外資企業の相手を揺するのですから、儲けはハンパじゃないと思います。

自分だけが豊かになれば良い

僕は、税関職員の部長クラスに、2桁万円を包んで渡したこともあります。日本では考えられないですが、海外では良くあることなのです。「郷に入れば郷に従え」とはこのことです。

某車メーカーは、輸出入を始める際に、自社の新車を税関職員にプレゼントしてまわるとも聞いたことがあります。

 

小さな権限を武器にする

別の例ですと、僕が、中国出張に行ってたころ、とある自動車工場に毎日出入りしてました。その工場に入門する時、いつも看守が僕の車を停めてくるんです。

別に、悪いこともしてないんですが、ああだこうだ、どうでも良いことを言って、僕たちは足止めをくらうのです。現場作業があるので、早く工場に入らないといけないのに…

そこで、僕の部下の中国人は、ジュースやお菓子を、この看守に渡しました。この日以降、毎日何か持って渡していました。

彼いわく「中国では、自分に少しでも権限が与えられれば、それを武器にする」と。

これには、衝撃を受けました。工場の看守ですら、その小さな権限を盾に、通行人に対して、ジュースや食べ物をねだってくるのです。

恐喝と同じレベル

道徳的に、許せない行為なんですが、僕は、これぐらい自分の欲望を剥き出しに「儲かるから税関職員」と、公言する中国人の精神が、実は好きだったりもします。

 

欲望を剥き出しに出来ない社会

僕の後輩で、大学院から有名大学に進むことが決まり、僕が「最終学歴を高学歴にしたい。就活で、自分を良く見せたいから?」と聞くと、ムッとされました。

公務員になった友人にも「リストラなくて、安定してるから最高やん」と言っても、嫌な顔をされました。もし公務員もリストラされる可能性があれば、彼は進んでその道に進むのでしょうか?

何が言いたいかというと、中国人とまでは、いかずとも、もっと素直に、正直に感情表現してもいいと思うんです。

世間体を気にしたり、無意識に「何かの常識」に縛られてる人たちは、往々にして、精神的には豊かでないと思うのです。

公務員の志望理由は「国のために働きたい」という建前でなく「リストラ無くて、安定してるから」と本音を言っても良いんです。それらを堂々と言える社会の方が、健全だと思います。

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