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野口英世、自分を主語にできない人【後編】

投稿日:2020年3月31日 更新日:


野口英世、美化された偉人なのか?恩義を忘れない人、自分を主語にできない人

の後編になります。まだお読みで無い方は、先に、前編をご覧くださいませ。

さぁ、後半戦に突入しますね。

目次

【後編】自分を主語にできない人

僕が、Facebookで「野口ってすごいね」と投稿したところ、こんなコメントがつきました。

ある男性
ある男性
野口の医師としての活動は立派です。野口英世記念館は、私の家から車で2時間はかからなく行けますが、地元での評判はあまり良くないです。やはり、借りたお金を返さなかったり、母親をほったらかしにしたり。難しいですよね。

と、僕は野口の生き方に感動しましたが、彼は後ろ向きなんですね。それはそれで構わないし、人それぞれだし、別に議論する余地はないと思う。やんわり反論しつつ返信します。

人物評価は、それぞれやと思います。野口英世記念館は、世界からも年間90万人も訪れるようだから、地元にお金落ちていると思いますよ。
室長
室長

そうすると、、

ある男性
ある男性
地元では評価は大きく分かれそうですね。例えば、岩手では宮沢賢治はとても評価が高く花巻の誇りらしいですが、宮沢賢治の両親は評判が悪いです。花巻を観光した時に、タクシーの運転手が教えてくれました。

と。このコメントを読んで、僕の違和感がはっきりしました。続いて返信します。

主語が微妙ですね。「地元では」とか「岩手では」とか、一括りにしてるけど、そこに住む人、全員にアンケート取ったわけではないはず。他人がどうとか、大多数がどうとか、よりも「自分は」という主語を使ったほうがいいです。そうすると、主体的に物事を考えられるようになります。
室長
室長

その後、僕の意図を汲み取ってもらえず、観光客が、野口英世記念館でお金を落とすという部分だけを切り取って、

ある男性
ある男性
室長さんは大阪出身だから分からないと思いますが、東北地方は、お金を儲けるという発想がないと言われます。グダグダグダ、、、

と、彼の持論が続きますので、これ以上、相手にしませんでした。

 

はあちゅうさんツイート【参考例】

ブロガー「はあちゅうさん」の下記のツイートも参考になります。

ここで、謎のお知らせをしている子の本音は、「私(帰国子女の子)」のことが嫌いなのですが、自分を主語にして「私はあなたが嫌いです、なぜならば○○だから」ということが言えないのですよね。

だから他人を主語にして「あなた嫌われているよ」と、謎のお知らせになるのです。

 

一次情報に勝る二次情報はない

僕は、普通のサラリーマンです。しかし、こうしてブログ発信して、YouTube投稿もしています。その中で、1つポリシーがあります。

「僕は○○と思う」と、自分が考えていることを、大切にしています。

いつかは室長も有名Youtuberに!?

一般常識にも、道徳にも、上司にも、嫁にも、全ての外圧を受けない、僕の考え(1次情報)なのです。そこに、実際に起きた過去の実例などを付け加えています。

1次情報 + 過去実例 = 室長投稿

誰かがこう言ってた、有名人がこう言ってるなどの2次情報ではないです。そして、厳密なことをいうと、僕が、何をどう考えてもいいのです。自由です。そこに間違いや、正解はないのです。なぜなら、どこまでいっても「僕は△△と思う」という主観なのだから。

室長は自由である

彼のコメントは、全て2次情報なのです。誰々がどう言った、評判がどうだ、とか。しかも数値的なエビデンスもない。そんな彼の言葉に、僕は1mmも響かないのです。彼は「自分はこう思う」と、自信を持って、自分の意見を言えないのではないでしょうか。

自分が間違うのが怖いので、主語を自分でなく、他人にするのです。そして、その他人も言っているし、自分も同じ考えなのだ、と言わんばかりの話し方なのです。

 

部長が死ねと言えば、お前は死ぬのか?

これは、サラリーマン界によくあります。

あとで、何か問題があっても、責任逃れできるように「○○部長が言っていた」「仕入れ先の△△さんが言ってた」と、自分は判断していない、この人の承認があって、自分はこうしている、という逃げ道を残しておくのです。

新入社員のころ、当時の課長に「部長がこう言ったから僕はこうしました」と言い訳したところ、課長から「じゃあ、お前は部長が死ねと言えば、死ぬのか?」と言われて、ハッとしました。仕事とは、自分で考えて、自分の言葉で伝えないといけないのです。

自分で考えろ!

たとえサラリーマン界に身を置いているとしても「逃げ道を作る人」なのか、それとも「自分がこう考えてるので、この判断した人」なのか、、僕は、どこまでも後者になりたいのです。

自分を主語にしないと、海外では、バカにされますね。自分が、何を考えているのかを伝えないと、外国人相手には、自分が何が言いたいのか分からなくなるからです。

どこの組織に属していようが、片手でもいいので、ハンドルは自分で持ちたいですよね。そう思いませんでしょうか?

「野口英世」漫画ですが、大人が読んでも面白いです。ポチッと大人買いをどうぞ↓

 

See you tomorrow.

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