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「ちりも積もれば痩せられる作戦」で僕は痩せられた。デブの思考回路も徹底分析。

投稿日:2020年4月2日 更新日:

僕は、2年前に、13キロダイエットに成功しました。今も標準体型を維持してます。

糖質制限や筋トレなどもしましたが、日々の行動を工夫したことも、成功の要因だったと思います。

今回は「お金を掛けずに痩せる方法」について、解説していきます。

■こんな方にオススメ

・ダイエットが続かない

・分かってるけど何もかも続かない

・ジムに行くほどお金がない

目次

手数料を払うのか?歩くのか?

先日、まとまったお金を、小切手で引き出す機会がありました。

近くの銀行窓口に行きました。

銀行員
銀行員
これは△△支店の小切手ですね。今、ここで引き出すと100バーツ余分の手数料が掛かります。

100バーツとは、日本円で330円ぐらいです。△△支店までは、3kmあり、歩くと30分ぐらいです。僕は

あっ、じゃあ△△支店まで行きます
室長
室長

この日は予定もなく時間があったので、歩くことにしました。

すると、窓口のタイ人女性がビックリして

銀行員
銀行員
ここから、電車と、バイクタクシーで行くと、100バーツぐらい掛かるよ。手数料と同じですよ

と、この場で、小切手を換金することを勧めてきます。

いやいや。僕は歩いて行くので大丈夫
室長
室長

と返答したところ、あからさまに嫌な顔をされて

銀行員
銀行員
Up to you(あなたの勝手にしたら)

と捨て台詞を吐かれてしまいました。

僕は、タイ人の彼女より、何倍も給料貰ってるはず、でも、100バーツをケチったのです。いや、100バーツでなく、将来の時間を買ったのです

ここの判断(思考回路)の違いなんですね、デブと標準体型者を分ける境目とは。

 

デブの思考回路

僕がデブだった頃は、移動は、常にタクシーでした。

時間節約のためと・・

そして、タクシーに乗っていた理由は、

・徒歩より目的地に早く着くので「時間短縮」

・後部座席でスマホを触れるので「時間の有効活用」

僕は、そう考えてタクシーを多用してましたし、この理由は、あながち間違いではないと思います。忙しいビジネスパーソンや、経営者はそうですよね。

当時の僕の口癖は

僕は、時給4,000円近く稼いでいる。時間換算で、4,000円より安い場合は、どんどんお金を使って、自分の時間を買うべきだ
室長
室長

今でも、時間に余裕がない時(仕事中)はタクシーに乗りますが、それ以外は、ほとんど乗ってません。電車で近くまで行って、そのあとは、目的地まで、歩きます。

この行動の変化は、「時間短縮」の捉え方が変わってきたからです。

 

目先の時間は、時間短縮されている?

例えば、同じ距離(3km)を移動するのに、タクシーと徒歩で比較して見ますね。

時間 出費 消費kal
タクシー 5分 700円 0kal
徒歩 30分 0円 100kal

時間でみると25分も差がありますので、タクシーに乗りたくなりますよね。

700円で、自分の25分を買ったと思えば、安い買い物ですが、僕は徒歩を選ぶのです。一見、非合理的に見えるかもしれません。

が、この25分が、本当に「時間短縮」されているのか疑問に感じだしたのです。

参考に、2つの記事を紹介しますね。

①日経ビジネスでは、

ウオーキングなど中程度の運動を毎日15分する人は、まったく運動しない人に比べて「病気による死亡率」が14%減り、寿命が3年延びる。

②東洋経済では、

ランニングは、それに費やした時間よりも長い時間、寿命を延ばす。クーパー研究所によるとランナーが走る平均時間は週2時間で、この場合、平均的なランナーは約40年間に6カ月未満の長さを走ると推計される。

だが、それによって寿命がどれくらい延びる可能性があるかというと、3.2年にもなるのだ。およそ2.8年分プラスになるということだ。統計的には1時間のランニングで7時間寿命が延びるという。

目先の25分を節約したばっかりに、運動する機会を奪ってしまい、結果、寿命が短くなっているのでは?と言う疑問が出てきたのです。

すぐに手に入る小さい報酬(25分時短)を選んで、将来にもらえる大きな報酬(寿命が数時間延びる)を逃しているのでは?と考え出したのです。

 

ジムに車で通うのも疑問

ダイエットを決心してから、一時期、パーソナルトレーニングを受けていました。悪くはなかったのですが、僕はそのジムまで車で通ってたのです。

身体を動かすためにジムに行くのに、わざわざ車で通うことにも疑問を感じました。時間効率が悪いのではないか?と。

20万円を使って、パーソナルトレーニングに3ヶ月通い、それなりに結果が出たのですが、それ以降は、有料のジムには通ってません。

歩く回数を増やせば良い

ダイエットを目的にするなら、お金を払ってジムに行くのではなく、単純に、日々の移動を徒歩にすれば良いのでは?隙間時間に身体を動かせればいいのでは、と思うようになりました。

余分に時間は掛かりますが、お金は掛からないし、オーディオブックを聴きながらだと、そこまで時間の無駄にもならないのです。

4階のマンションに住んでいますが、エレベータは使いません。

階段をジムと捉える

階段を見つけては「無料のジムがある」と考えて上り降りしてます。そうすると、わざわざ、ジムに通わずとも、痩せた体型を維持できるようになったのです。

着替えを持って、まとまった時間を作って、車に乗ってジムに通うより、実は、身の回りには、無料の「小さなジム」が沢山あることに気付いたのです。

日々の細切れ時間を使うのです。「ちりも積もれば山となる」なのですよね。

 

時間割引率を下げる選択をする

結局は、ダイエットも、勉強も、投資も、全ては「時間割引率」として説明がつくのです。

時間割引率とは、行動経済学でよく使われるのですが、

「将来の報酬」を「現在の報酬」に比べて低く(つまり割り引いて)評価すること。1年後にもらえる11,000円より、今もらえる10,000円を選ぶ。「せっかちな人」ほどこの割引率は大きく、嫌なことを先延ばしにする傾向がある。

要は、目先の利益に飛びついて、将来の利益を減らしていないかを都度、考えなさいってことです。

大阪大学田中准教授が分かりやすいですね↓

・お酒を飲むと、いまが楽しいですよね。

・タバコも吸うと、いまリラックスできますよね。

・セックすると、いま気持ちいですよね。

・糖質たっぷりのラーメンも、いま食べると美味しいですよね。

・タクシーに乗ると、いまが楽できますよね。

・社内でヘラヘラ愛想笑いしてると、いまは乗り切れますよね。

その「いま」の選択が、実は、割引率が、最大になってしまうのです。なので「いま」を我慢します。「いま」を忍耐するのです。

目先の利益に惑わされてはいけない

いま(タクシーに乗る)を我慢して、将来を見据える(健康寿命を延ばす)こと

これが僕のダイエットへのモチベーションの全てです。時間割引率を下げたいのです。

「その我慢が難しい」という方は、別の投稿「情報制限して、自分を自分で洗脳した」をご覧くださいませ。

まとめ

1.時間を節約したつもりが、節約になってない

2.身の回りには無料のジムだらけ

3.時間割引率を下げる(目の前の欲望を我慢)

この投稿は、△△支店に歩いている30分の中で、あれこれ頭の中で考えていました。僕はカロリー消費をしつつ、頭では投稿ネタを生産していたことになり、非常に時間効率が良かったとも言えますw

See you tomorrow.

-健康

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