東南アジアでは「その場にずっと居て仕事する人」は、スマホをいじっている人ばっかりです。コンビニ店員、化粧販売員、ガードマン、空港職員など、全員が下を向いて、スマホやっています。
僕は、いつも彼らの画面を覗き込むのですが、9割以上が、ゲームか、LINEなどで遊んでいるだけなんです。1日どれだけやってるのかと呆れてしまいます。
彼らは、スマホの利用方法を分かっていないのです。
今の収入や職に不満があるなら、スマホの使い方を変えるだけで、劇的に人生が変わると思うんです。
堀江貴文さんは「スマホを持つことはグローバル化することと同じ」と言ってました。まさしく同感です。
今、スマホさえあれば何でもできます。そこで「学ぶ」ことだってできるんです。
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iTunesU、YouTube、スタディサプリ、Udemy、学ぶ場はWebに無限大
僕が、15年近く前に、中国語を勉強し始めた時は、リスニングはカセットテープだけでした。持ち歩きも不便だし、乾電池式で、巻き戻しやら手間でした。
今では、スマホからYouTubeにアクセスするだけで、語学学習者向けの海外動画がいくらでもタダで観れます。リスニングしながら、字幕表示なんかしてくれて、学習者にとっては、至れり尽くせりです。
iTunes Uは、ご存知でしょうか?
iPhone標準アプリなのですが、世界の大学や高等教育の授業を動画で無料配信しています。英語だけじゃなくて、京大や早稲田、東大の授業もいくつかあります。
大人になって、学び直したい人って、学校通う時間やお金がないなら、これだけでも十分楽しめますよね。
日本向けですと、スタディサプリEnglishが最強ですね。
格安料金で、神授業と呼ばれる全国トップクラスの講師たちの授業がスマホで見放題になるサービスです。もう学校での勉強が不要になるぐらいのインパクトがあります。学生だけじゃなくて、大人向けのビジネス英語も充実しています。スマホだけで、通勤時間や就寝前などのスキマ時間で続けれるのです。
学校自体を否定するつもりはありません。学校は、友達作ったり、部活したり、学祭したりと、子供の成長に欠かせない場所だと思います。
しかし「勉強」だけを考えた場合、学校は非常に効率が悪いと思います。
クラスの学習進度は、生徒一人ひとり皆んな違いますので、先生はどうしても、そんなクラスの平均的なところで、授業を進めるしかありません。優秀な人は退屈ですし、逆に出来ない子はシンドくなります。
そもそも、先生が、学習プリントを、前の席から配布するのも、全員へ配り終えるまで、5分ぐらい待たないといけなく、その5分も今思えば「無駄」です。
Udemyも有料ながら、Web系の勉強をするにはお勧めです。
知識を平等に与えられれば「下克上」が起こる
今までの常識は「貧困は連鎖する」でした。
教育熱心でない親元に生まれてしまうと、親が子供に教育投資しないため、子供も自然と学ぼうとしない。
学ぼうとしないので、結果、低学歴・低所得者となり、またその子供たちが親になって、子供ができても、同じ学習しない環境で育てられてしまいます。負の連鎖ですね。
低所得者であれば、今の生活で一杯一杯で、子供の教育まで「お金」が回らないとも考えられます。
同じ人間に生まれたのに、親の所得水準・教育水準によって、自分の人生が、ある程度決まってしまうのは「不平等」ですよね。理想は、個人の努力によって、這い上がれる社会であることです。
何が言いたいかというと、貧困家庭に生まれても、ネットに常時接続できるスマホさえあれば、「無料で何でも学べるスマホ社会」が訪れれば、人生の下剋上を図れると思うんです。
現在、世界の半分の人口30億人はネットに接続できない環境にいると言われます。これを読んでいるあなたは違いますよね。
そんな人々に、ネット環境を提供しようと、いくつかの米国企業は「衛生インターネット計画」を進めています。低軌道に、何千もの小型衛生を飛ばして、ジャングルや、離島に住んでいても、ネットが出来るようにするのです。
最終的には、商用利用を目論んでいるのだとは思いますが、まずはネットにつなげることで救われる人々はいると思います。また、50ドル以下の格安スマホも、世界中に浸透しつつあります。
「無料インターネット、格安スマホ」実は、これが、世界の貧困や不平等を解消するための、最善の解決策なのかもしれません。
これは、世界の貧困だけではありません。恵まれている日本だって同じです。
スマホでゲームばっかりしている人は、その手にしているスマホに、人生のチャンスがあることに気付いていのではないかと思います。
See you tomorrow.
室長とおそらく同年齢で、バンコクにもちょっと駐在していたものです、はじめまして!
Youtubeから室長を知って来ましたが、自分がYoutubeをつくっているんじゃないか、ブログを書いているんじゃないか?と思うくらい考え方が同じで、びっくりしています!
たいへんこのブログ楽しくよんでいます!