海外旅行で「絶対」に稼げる方法を知ってますか?
こんなタイトルにすると、何か詐欺サイトのようですね。いやいや、少額ですが、僕は確実に儲ける方法を、発見しました。
僕は、今、タイに住んでいます。出張などで、日本に帰ることがあります。年に数回でしょうか。仕事ですから、もちろん、会社が手配した航空券です。30kgまで荷物の持込みが認められています。
航空券とは、言い換えれば「自分と30kg分のモノを移動できる権利」なのです。
「運ぶものがないし、重いから、手荷物は10kgしか使わない」という人もいますが、それは、一部の権利を放棄していていて、勿体無いことをしています。
「移動するだけで、価値が上がるモノ」は、幾らでもあります。しかも、本来の渡航目的が、旅行や出張なので、実質的には、そのモノには輸送コストが掛かっていないのです。「ついでに運んで、儲かった」って感じですね。
「モノを移動する権利を現金化しましょう」という提案なのです。荷物が30kgまで認められていますので、その範囲内で、転売を行うんです。
難しい言葉ですが、ただ単に「海外で安いものを買って、日本に持ち帰り売る」だけです。海外と日本との価格差を利用するだけですね。セドリとも呼ばれたりします。
目次
確実な利益は可能なのか?
転売には、依然として、大きなリスクがあります。そう「在庫リスク」です。
せっかく海外で仕入れても、日本の滞在期間中に、全て売り捌かないとなりません。しかも、僕は、日本で売ってる暇も時間もないのです。
そこで、考え抜いて、行き着いた結論は「確実にネットで、売れるものだけ運べばいい」です。そんな方法が、あったのです。
海外での仕入れる商品は「一般的に直ぐに手に入るもの」を選びます。そして、日本への移動日から逆算して、ヤフオクに出品するのです。
【イメージ】
・6月5日 ヤフオクに出品掲載
・6月10日 入札最終日、落札があれば購入
・6月11日 海外→日本(移動)
・6月11日 即コンビニより発送
分かりますでしょうか?
ヤフオクに、出品しておき、入札最終日を迎えて、落札された分だけ購入し、翌日飛行機に乗ります。これだと、在庫リスクがゼロです。出品用に掲載する商品の写真は、お店で撮るか、ネットで拾ってきます。
どんな商材があるの?
そんな簡単に転売で儲けが出るのか?と疑問に思うでしょう。僕が、過去、タイで仕入れて、日本で売り捌いた商品を紹介しますね。
真似されると、値崩れするので、あまり言いたくないのですが、、って、そんなに、視聴されてないので大丈夫ですね。笑
①洋書
日本では高価ですが、東南アジアでは安く売られたりします。日本の価格は、Amazonで確認しながら、タイの価格を調査してれば、実質2倍の価格差があったりします。
おそらく、日本は洋書に対しての輸入関税が高いんです。ヨーロッパからだと位置的にも、輸送費がのっかってくるため高いんだと思います。
タイの大型書店で、事前に在庫を調べておいて、ヤフオクに出品だけすると、ノーリスクで儲けることが出来ます。
②タイ産ブランド
タイ産ビール「シンハー」も仕入れたことがあります。AmazonJapanで、330ml缶24本入りが、6,900円で売られています。タイで購入すると、約2,700円ですので、差額は4,200円です。
24缶入りの重さは8kgですから、1kg当たり525円の利益です。30kg全てビールを詰めたとすると、15,750円利益です。実際は30kgも運べないです、理論値です。
ビールですので、在庫切れることは無く、転売の鉄板商品ですね。しかし、ビールは液体で重いので、1kgあたり利益が安すぎます。また、持ち込む量に制限があったり、関税が掛かる場合があるので要注意です。
③海外ブランド(タイ生産品)
北欧ブランドである「ダンスク」のお鍋ですが、一部は、タイのとある工場で生産されています。そう、受託生産(OEM)されるモノを狙うのです。
ダンスクの生産工場が、年に何回か、在庫処分セールを行うのです。鍋なんて、置いていても腐らないので、その時に、買い込んでおきます。
日本で、1万円以上する鍋が、3,000円ぐらいで手に入るんです。実に3倍です。ダンスク以外にも、スタバの純正コップや、Disneyブランドのお皿など、探せば結構あるのです。利益率が高いのは、このOEM製品です。
ビジネス感覚を磨く
ここまで書いて、ぶっちゃけますと、利益と言っても、たいした金額にしかなりません。数万円です。仕入れと販売の手間を考えると、割似合うかは、微妙なところです。
大切なことは「自分で考えて、稼ぐ」という実体験なんです。
僕たちは、会社勤務していると、どうしても「とりあえず会社行ってたら毎月給料が貰える」と、お金は稼ぐものでなく、貰うものという感覚に陥ります。
僕は、自分も↑こうなるのを心配しています。お金は稼ぐものであり貰うものではないからと強く思います。
商社マンですし、常に、何が社会で求められていて、どこに稼ぐチャンスがあるのか、というアンテナを張っておきたいのです。
僕が、何が利益率が高いか?を、色々調べていたら、それを見た同僚から「お前、そんなことするぐらいだったら、仕事で、、」と、お決まりのフレーズを言われたわけです。
この転売行為は「そんなこと」と軽視できるような行為でしょうか?僕は違うと思います。商品とお金が交換される、資本主義社会で生きるための訓練と思っています。
ただ単にヤフオクに出しても売れません。ちゃんと、自分で商品の紹介文を考えて、見栄えの良い写真も撮って、と、工夫と試行錯誤をしないといけません。簡単ではないのです。
自腹で仕入れているわけですから、余計に真剣になるわけです。これが良いのです。いつも、買い手(消費者)ですから、たまには、売り手(供給者)になって、売り手心理を学べるのです。
海外旅行も見え方が変わる
海外旅行も、有名どころを観光して、写真撮って、SNSにアップして、満足するなんて普通過ぎます。
「海外旅行という移動行為を現金化してやる!」という意思を持ちながら、海外のスーパーで商品をみてまわると、別の意味で、楽しいと思いますよ。
「この商品、日本で売れそうだな」と思ったら、その場で、スマホで答え合わせ(AmazonJPで調べる)出来ますしね。
あと、忘れてはいけないのは、往復で考えることです。
「日本から、海外に持ち出して高く売れるもの」
「海外から、日本に持ち込んで高く売れるもの」
この両方を考えることで、うまくいくと、LCC航空券ぐらいは、ペイ出来たりすると思います。実質、タダで海外旅行だって可能です。
※実際は、海外で売る方法を知らないと、難しいです。僕は自分で使うものしか、日本から持ち出さないのです。醤油とか味噌とか。
さぁ、皆さんも、是非、海外旅行で、何万円稼げるのか、チャレンジして見て下さい。そっちの方が、有名な観光地に行くより、ビジネス感覚と頭は、鍛えられると思いますよ。
See you tomorrow.