僕は海外で働いているんですけど、母校の先生、学生の生協の方から連絡があって、元気な学生がいるのでぜひ会ってくれないかっていう打診があったんですよ。「全然いいですよ」と、折角後輩なので来てもらう分には全然いいですよと。
飛行機代、ビザ、あと1ヶ月間分のホームステイ代、英語ができなかったので、最初は語学学校に通おうと思って、その語学学校の1ヶ月分代。保険代、海外保険。
全部込みで「留学エージェント」という会社が日本にあって。ガイドブックで有名な「地球の歩き方」のエージェント会社を利用して、全部込みで80万円で、自分はオーストラリアに来しましたね。
現地の大学に通って、語学学校に1年間フルに通うというのと、僕みたいに最初の2ヶ月だけ語学学校に通って、残りの時間は仕事をしながら、色んな現地の異文化や、文化、交流を学んでいくというスタイルの2つに分かれます。
僕は、大学に1年間通うというお金を用意することができなかったので、ワーホリが自分の中では選択肢としては一番良い形だなと思って。ワーホリにしたので80万ということになっていますね。
普通、留学生はアメリカとか、中国、タイでもそうだけど、基本的に留学先では働いてはいけないね。だからオーストラリアはそういう意味では、確かGDPの何パーセントがそういう留学生が落としていくお金と言われるぐらい、留学生ウエルカムです。海外の若い子が来て、勉強してください。働いてもいいですよという結構オープンなところがあるよね。
そのワーキングホリデーを利用して安く、留学を始めたってことですね。なるほど。今その国立大学の大学は、休学しているという形?
その中で、僕は、小さい頃からずっと食に興味があって、これから先も食に関わるような仕事に就きたいなという気持ちがずっとありました。何か食文化に触れたいなというのを思いまして。
そこでオーストラリアとカナダを調べて行くうちに、オーストラリアのメルボルンという地区が一番カフェの文化が発達している都市でした。
それに触れながら、ワーホリだったら、カフェで仕事しながら色々コーヒーのことだとか、海外の人の食文化を学べるのではないかと思って、メルボルンにしました。
なぜかと言うと、自分がすごく色々なことを考えてオーストラリアに来ました。語学学校ではそういう夢だとか、やりたいことを持っている人たちが集まって、みんなでそういうことを話せるのかなと思ったんですけど、意外とみんなそうではなくて。
特に考えてはなくて、ただオーストラリアおしゃれだからとか、海外かっこいいからとかいう人が多くて、自分の気持ちを共有できる友達が中々できませんでした。
ちょっと残念な気持ちが半分。でも、ようやくスタートが切れたという嬉しい部分もあって。半々でしたね、その時は。
因みにその語学学校の、留学生の国籍はどんな人たちが多かったですか?
あとの学生は本当に1割いるかいないかくらい。なので、ほとんどの学生がアジア出身か南アメリカ出身。どっちかでしたね。
自分の実力によって先生が各自のクラスを決めていて。最初テストを受けます。クラス決めがあった後に、自分のクラスのレベルが上がるか上がらないかは、普段、水曜日にテストがあるんですけど、担任の先生が、テストの成績を見て、総合的に判断して、決めるっていう感じでしたね。
基本的には先生が学校の授業を、一方的に、やるというというよりは、グループで、ある課題に対して、英語で話し合ったりだとか。
教科書のリスニング問題をやったりだとか、教科書の書いてあるトピックに対してみんなで話合ったり、そういう授業が多かったですね。グループで話し合うみたいな。
3ヶ月の真ん中の期間の1ヶ月は、僕は「バリスタコース」というのを受けました。コーヒーの勉強を、語学学校の英語を通じて勉強するというコースがあって。
これは、多分メルボルンならではです。コーヒーが有名なので。バリスタを目指す人向けですね。
[…] 本編は、中編となります。初めての方は、前編からどうぞ。 […]
[…] 初めての方は、前編→中編からどうぞ。 […]