どうしてそんなに子供の教育にお金かけるのですか?
と、身近な人から尋ねられました。
なぜなら、格差のもとは教育にあるからです。子供には、格差社会で生き残って欲しいという親心からです。
■こんな方にオススメ
・子供をインター校に入れたい
・大学に入ったけど勉強やる気ない
・「社会が悪い」が口癖の人
目次
インターナショナルスクール(学費254万円)
僕は、3人の子供達を、バンコクのインター校に入れています。
2019年 授業料は、合計254万円でした。会社補助で、120万円頂けるので、実質負担は134万円ですが、一般サラリーマン家庭ですので、なかなかの出費ですね。
しかし、これでも安い方なのです。バンコク内のインター校100校の内、うちの子供達が通うところは、費用は、下から数えて9番目に安いところでした。プールも無いですし、運動場も狭いのです。
果たして、小さな子供達を、わざわざ料金の高いインター校に入れるメリットはあるのだろうか?公文にも通わせて、日本語の勉強もさせています。
僕の持論は「格差のもとは教育にある」です。子供には、お菓子やゲームは買ってあげないですけど、教育は必要と思ってます。
僕は、美味しい食事をしたい、ブランドの服が着たい、クルマが欲しい、タワマンが欲しいとは、一切思いません。そこには、物欲がありません。
しかし、自分の子供たちには、できる限りの最大限の教育環境を準備してあげたいのです。それが、親としての出来る、子供への最大のプレゼントだと思っています。
格差のもとは教育の有無にある
ちょっと僕の過去をお話ししたいと思います。
僕は、裕福な家庭ではありませんでした。兄と弟の3人兄弟です。
父親は定職にも付かない人で、母親は働き続けて苦労していました。僕が小学低学年の時に、両親は離婚し、そんなゴタゴタに巻き込まれ、転校も繰り返しましたし、児童施設にも一時入っていました。
母子家庭&団地育ちでして、周りの友人も似たり寄ったりです。当時、周りの先輩で誰一人として大学進学する人はいませんでした。高校進学するか迷うレベルです。
僕はといいますと、反抗期も重なって、学校にも真面目に行かなくなりました。中学3年でバイクを乗り回してました。ちなみに、中学3年の1月期前期、5教科テストで、合計100点ありませんでした(1教科20点以下!?)
母親も問題で、中学3年で、僕が塾に通いだしても、自分が麻雀したいからと、面子が足りないから、僕の塾に電話して「早く息子を帰してやってください」と塾長に言うぐらい、教育に対して価値を見出せない残念な母親でした。
僕は、その後、地方国立大に進学して、株式投資で貯めた資本で、中国留学を果たして、今は、東証一部会社で、海外赴任をしています。
36歳 年収 736万円です。ここに、海外手当(住居費、スクール代等)がつくので、実質は8桁ぐらいになり、日本の平均年収が500万円を切っているので、今の年収は悪くない方です。
自慢する訳ではないですが、
僕の育った、家庭環境、周りの大人達(パチンコ好きが多い)から、今の平均以上の生活を手に入れられたのは、間違いなく「教育」です。
大学進学し、本を読むことを覚えて、海外に出て刺激を受けて、外国語(中国語と英語)を学んだ、これが僕の人生を少しづつ変えたのだと思います。
社会の仕組みに気付かない人
当時の周りの大人達は「格差のもとは教育にある」という「社会の仕組み」を僕には一切教えてくれませんでした。これは、僕にとっても、かなり不幸なことだと思います。
もしかすると、彼らは、この社会の仕組み自体に、気付いてなかったのかもしれません。気付いてないからこそ、社会的底辺にいることを余儀なくされていた可能性があります。卵と鶏の話で、どっちが先かはわかりません。
この「教育は大切だぜ!」という情報発信も、おそらく、この社会の底辺にいる人たちには届かないんです。
僕のYouTubeのカテゴリは「教育」なのですが、「教育に価値がある」という本人の意志がないと、ここまでたどり着かないのです。彼らにとては、YouTubeも単なるエンタメ動画をみるだけの暇つぶし道具になってしまいます。
僕の読者は、大学生が多いのです。ちょうど、僕の20代前後と同じ心境だと思ってます。なので、15年前の過去の僕に、今の僕が、語り掛けるように意識しています。
日本は努力すれば報われる
僕自身の経験から分かったことは『不利な環境から、脱出するには、教育しかない』です。自分の頭に情報を入れまくって、鍛えるしかないのです。
日本社会は、努力する人には寛容であり、平等にチャンスがあります。人種や出身地で、大学入試に差が出ませんよね。
お隣の中国とは全然違います。中国では、出身地(戸籍)によって、試験の点数が変わります。加点されたりします。同じ中国人ですが、生まれで、明確な差別があります。
日本人で、日本で生まれたあなたは、どれだけ恵まれているのか知るべきですね。僕は、海外の不遇な話を聞くたびに、民主主義が浸透した日本社会が、いかに優れているのか分かります。
格差は必ず発生する
資本主義社会では、貧富の差は、必ず発生します。それはもう100年以上も前に、マルクス先生が証明しています。
この格差社会が、良いのか悪いのかは別として、これが現実なのです。グダグダ不平不満を言ってても意味がないのです。
だったら、自分や自分の家族だけでも、格差の上にいくようにするには、今、何をすべきか、何が近道か、を考えるべきだと思います。毎日スマホゲームして、自分の人生無駄にしている場合じゃないんですよ。あなたが大学生だったら、死ぬほど学んでください。今しか時間ないですからね。
See you tomorrow.
[…] ボクは「母子家庭で、団地住まい、でも兄弟3人」と決して裕福な育ちではない。 […]