コロナ騒ぎで、1番有利なのは、我々サラリーマンです。
なぜなら、来月も給与が振り込まれるからです。死なないのです。
不況にめっぽう強いサラリーマンは、逆にコロナを利用すべきなのです。この辺りを詳しく解説してきますね。
コロナで死亡者が何人だとか、感染経路がどうとか、そういう旬の情報を追ってるだけで、自己満足している人は、違うと思う。その情報をもとに何をすべきか?自分が有利に立つにはどうすればいいのか?を考えるべきと思うのです。
■こんな方にオススメ
・コロナ情報に振り回されている
・株価下落し気落ちしてるサラリーマン(室長も)
・何から何まで消毒ばかりしている(うちの嫁)
今回のコロナ騒ぎで、誰が困っていて、誰が得しているのか?それらを、正確に分析して、自分が置かれている環境下で、最大の利益を得ないとなりません。それが戦略です。
この「アジア戦略室」とは、個人がアジアで生き抜く戦略を考えるサイトです。
しかし、今回は特別に「サラリーマンコロナ戦略室」と題して、サラリーマンが、このコロナ騒ぎで生きていく戦略を考えたいと思います。
何事も、行き当たりばったりの駒の進め方はダメなのです。現状把握し、未来予測をし、戦略を立てるべきなのです。それは、会社などの組織だけでなく、個人レベルで、同じです。
目次
タイ政府によるコロナ対策
僕の住むタイバンコクでは、日本以上に大変な騒ぎになっています。ちょっと、時系列から、現状報告させてください。日本では知り得ない生の情報だとも思います。
3月16日 ソンクラン延期
旧正月(ソンクラン)4月13日-15日祝日を延期。
労働者が、故郷に帰り感染拡大を防止するため。水掛け祭りで、外国人も多く訪れる時期なので、観光大国としては大打撃のはず。
3月18日 タイ入国不可
タイへ入国する外国人への確認(3月21日から適応)
・過去14日間の移動履歴
・感染してない健康証明書(72時間以内)
・医療費10万ドルの健康保険
日本では、希望者に対して検査が受けられないため、健康証明が発行不可です。よって、事実上、日本からタイへ入国出来なくなってます。日本出張者の受け入れも出来ず、僕の仕事(商社)は、かなり止まって痛手を食ってます。
3月21日 バンコク閉鎖
3月22日-4月12日まで、バンコク都内の人々が集う施設を閉鎖。
学校、美容室、遊園地、ゴルフ、マッサージ、プール、ショッピングモール等、ほとんど全てです。ただし、スーパーマーケット、薬局、生活必需品、テイクアウトレストランのみ営業許可。違反すると、1年未満の禁固刑、又は10万バーツの罰金です。
バンコク市内の経済活動が、事実上、ストップしています。21日現在、スーパーマーケットに入るための整理券を配って、入店規制をしていました。人がごった返すからです。
日系スーパーは、日本人がレジで列をなしてました。
貯金がなく、その日暮らし(今月の給料をその月に使う)のタイ人も多いため、低所得者ほど痛手でしょう。出来高払いのマッサージ師など給料がゼロになるそうです。
不況こそサラリーマン最強説
不謹慎だと思われるかもしれませんが、まず整理したいのが、困っている人と、困ってない人の切り分けです。ここを見誤ってはいけません。
困っている人
会社経営者、フリーランス、個人事業主、投資家、飲食店経営、非正規社員、パートバイト、就活生
言うまでもなく、株価下落で投資家は皆さん死んでますね。景気後退が目に見えていますので、経営者も大変です、会社としては赤字が続くでしょう。
出来高収入のフリーランス、外出を敬遠されるので飲食店も、大打撃でしょう。非正規社員、パートバイトも雇用形態が弱いため簡単に切られますよね。
景気が悪くなると、内定切り、雇用の絞り込みがあるため、就活生にとっても、厳しく、氷河期となるでしょう。
困ってない人
公務員、サラリーマン、学生
公務員は、何にも心配することないでしょう。不況やコロナと、実生活は別だと思っているはず。
学生なんか、休校になって家でスマホし放題でしょう。逆に、優秀な学生は、勉強に打ち込めますよね。
サラリーマン、これが最強なのです。
日本は労働者を守る法律が手厚く整備されていまして、事実上、会社組織は、小さな社会主義化しています。
いくら会社が、赤字を垂れ流そうが、倒産しない限り、首を切れないのです。
よっぽど仕事をサボったりせず、会社に不利益を与えたりもせず、空気さえ読めれば、首は切られません。退職勧告を受けたとしても「辞めません」と拒否すればいいだけです。
プライドさえなければ、追い出し部屋でもなんでも入って、働けばいいのです。
会社と個人は対等である
ここで重要なのは「会社」と「個人」は別だと考えることです。
考えることと言うか、法人と、労働者は別物です。これを、同一視させようとするのが、会社の洗脳なのです。騙されてはいけません。労働契約だけで結ばれており、契約上は対等なのです。
会社が赤字になって困るのは経営者だけで、サラリーマンは、別次元なのです。会社が儲かろうが、損しようが関係ないのです。僕は本気でそう思ってます。
不況下は、社長から、こんなこと、言われると思います。
表面上は、建前で
とだけ言ってればいいのです。
これら、経営者の言葉を、額面通りに受け取るのは、おバカさんなのです。洗脳されてはいけません。
過去、会社の利益が倍になった時、給与が倍にはなってないでしょう。逆も同じで、会社の利益が半分になったから、給与が半分にはならないのです。会社が赤字でも、会社が潰れるまで、給与は出るのです。社会主義化しているとは、この部分なのです。
僕は、ベンチャーに入り、倒産を経験しましたが、潰れる前月にも給与は満額出てました。倒産して給与が出なくても、一定期間は、雇用保険もありますよね。
コロナを利用する
社会主義に住むサラリーマンである以上、コロナ騒動を利用すべきなのです。
従来であれば「熱っぽい」ぐらいだと、会社は休めないと思いますが、現状は違います。
営業マンだと、数字に、追われますが、ここまで、世界的に経済が停滞すると、どの業種でも大ダメージです。「お客様の予算が減ってる」のは、誰の目に見えています。ここを個人の営業努力だけでカバーするのは不可能なのです。
よって、こんな会話が成立すると予想します。
・(部下)→ (上司)
・熱がある
→コロナの可能性があるので休め。
・売上減です
→コロナショックの影響だな。仕方ない。
・子供をみる必要がある
→休校だからな。じゃあ定時に帰れ。
ポイントは、自分の口から「コロナ」という言葉を出さずに、相手が、その原因を「コロナだな」と思わせるような、説明するべきなのです。コロナかどうか判断するのは、聞いた方ですよね。
余った時間を再利用
コロナのおかげで、仕事が暇になります。ここで、パチンコしたり、スマホゲームしてはいけません。
時間が出来たのですから、時間を資源ととらえて、有効活用し、最大化のリターンを目指すべきです。←今回伝えたかったのは、まさにここです。
僕の場合は、読書量が増えました。毎日ではないですが、ブログ更新頻度も上がってます。
ニュートン時代はペスト感染
万有引力で有名なニュートンの雑学を少しだけ。
ニュートンが、大学生だった頃のエピソードです。
当時1665年、ロンドンから、ケンブリッジにかけて恐ろしいペストが大流行して、大学が閉鎖。ニュートンは「病気が相手じゃ勝ち目がない」と、田舎に2年も帰るのです。
ペスト感染も、同じ肺炎なのですが、当時1億人も死んだそうです。世界の人口が4億5000万人の時代ですから、半端ない数ですよね。コロナが可愛く見えてきます。
当時、ニュートンは、大学では、小間使い的な仕事をして、生活費を稼いでいました。仕事が忙しく、勉強する時間がなかったのです。
帰省することで、大学の雑務から解放されて、思索に充てる時間が生まれて、微積分、二項定理などの大発見をします。
後年、ニュートンは、この2年間を「独創力という面で、生涯最高のとき」と語っています。
現在、コロナ感染により、学校休校、色んな仕事もストップしています。これを「生涯最高のとき」にできるのかどうかは、その人自身なんだと思ったわけです。
学習漫画ニュートンより抜粋しています。ポチッとどうぞ。
独立まで数年先送り
僕の最終目標は、アジアでの経済的な独立です。ですが、このコロナ騒ぎで、数年先送りですね。
不況に強いサラリーマンをしつつ、ギリギリまで支出を抑え、独立資金を溜めて、知識を蓄えて、数年後に、景気が上向いて来た時への次の一手を、虎視眈々と狙って行きたいと思います。
まとめ
コロナで、自由に使える時間が生まれています。それをどうするか?なのです。
コロナ情報に踊らされてはいけません。この環境下でのあなたのメリットは何か?を考え抜くことです。
僕はニュートンまではいかずとも、戦略を立てて、ここ数年を乗り越えたいと思います。あなたの戦略がありましたら、コメント欄にて聞かせていただければ嬉しいです。
See you tomorrow.
転職にについて相談させていただきたいのですが、こちらのコメントから相談させていただいてもよろしいでしょうか。