2018年12月、僕は、PayPayの不正利用の88万円の被害に遭いまして、翌月2019年1月のカード引き落とし時に気付きます。
※前編をご覧になってない方は、先にこちらからどうぞ。動画解説もあります。
結論からいいますと
PayPay不正利用による88万円と、それとは別に、迷惑料4,320円が振り込まれました。全て解決です。
三井住友カードは、一般消費者のカード支払いが遅れると、年14.6%の遅延損害金をかしています。
それを逆手にとって「88万円が使えないのは、私がカード会社に88万円貸し付けているのと同じ」という理屈が通ったのです。
目次
何の為のクレームだったのか
しかし、何となく後味が悪いです。
僕は、たった4,320円の為に、何度も電話を受けて、クレームしてたのかと思うと、それは、僕の労力の対価としては安過ぎるのです。別にお金にも困っているわけではないですし。
自分が解約したと思っていたカードで、どこの誰か分からない悪意を持った人が、88万円を使った、という事実が、悔しくて、許せなくて、感情的になっていたのだと思います。
犯人は、僕のフルネームをスマホで打ちながら「しめしめ、室長って奴は間抜けだな」って言ってたかもしれません。想像するだけで腹立たしいです。
総括しますと、
この一連の事故を、僕は、こうしてネタとして発信できていること、また、今後、対面での話のネタとして「88万円不正利用されて、逆に三井住友カードから迷惑料とりました」と言えることに、満足しているのです。決して、4千円が欲しかった訳ではありません。
後日談
PayPayの不正利用について、先輩社員にネタとして話をしましたところ
「お前は小さい男だな」と、呆れられてしまいまして、何故か、その後、PayPayとは関係のない仕事上の説教を受ける始末でした、、
ここまで読んで頂いた方も「室長って、火事場泥棒みたい」と不快に感じられたかもしれません。それが一般的な反応なのかもしれません。
僕も、仕事上、仕入先さんやお客さんに迷惑を掛けることがあります。会社 対 会社ですので、直接的な自分のミスではなくても、自分の同僚や部下がミスすれば、誠心誠意、謝罪に行きますし、それが会社人としての仕事の一部だと思っています。
ある、お客さんからは「直接的に、室長さんの責任でないと分かっています。しかし、再発防止対策書は提出してください。それが御社にとっても、社内改善されるキッカケになると思います」と言われて、ハッとしました。
再発防止対策書は、自社にも他社にも、文章で残るものですので、いい加減なものは作れません。作成するとなると、それなりの時間と労力が割かれて、非常に手間で面倒なのです。上司の承認印も必要になります。
しかし、真剣に再発防止を考えて、文章化して、社内外に失敗を告知することは、そのミスが社内周知されて、未来に起こったであろう第2第3のミスを防ぐことに繋がってもいるのです。
まわりくどくなりましたが、僕が三井住友カードに「解約手違いミス」をクレームし、尚且つ、多少なりとも迷惑料も発生させたことで、三井住友カード社内の解約プロセスが、見直し改善されたかもしれません。
また、僕は、不正引き落としに気づきましたが、気付かずに引き落としされたままのカード顧客も居るかもしれませんし、巡り巡って「未来の被害者」を助けれたのかもしれません。オレオレ詐欺など色々問題ありますもんね。
最後に、もう一度だけ。
PayPayの不正利用は2018年12月に集中しており、2019年1月の引き落とし分での被害が多いそうです。
あなたの、日頃使っていないサブカードの「2019年1月引き落とし明細」を、念のため、ご確認されることをお勧めいたします。
See you tomorrow.