野口英世、美化された偉人なのか?恩義を忘れない人、自分を主語にできない人
の後編になります。まだお読みで無い方は、先に、前編をご覧くださいませ。
さぁ、後半戦に突入しますね。
目次
【後編】自分を主語にできない人
僕が、Facebookで「野口ってすごいね」と投稿したところ、こんなコメントがつきました。
と、僕は野口の生き方に感動しましたが、彼は後ろ向きなんですね。それはそれで構わないし、人それぞれだし、別に議論する余地はないと思う。やんわり反論しつつ返信します。
そうすると、、
と。このコメントを読んで、僕の違和感がはっきりしました。続いて返信します。
その後、僕の意図を汲み取ってもらえず、観光客が、野口英世記念館でお金を落とすという部分だけを切り取って、
と、彼の持論が続きますので、これ以上、相手にしませんでした。
はあちゅうさんツイート【参考例】
ブロガー「はあちゅうさん」の下記のツイートも参考になります。
帰国子女の友達が、
「あなた○○ちゃんに嫌われてるみたいだよ」っていう意図不明の謎のお知らせをされた時、
「私に言ってどうするの?それは私の問題じゃなくて、向こうの問題」って言ったのほんと好き。
このメンタルで生きたい。
— はあちゅう / 4月8日新刊発売 (@ha_chu) August 26, 2018
ここで、謎のお知らせをしている子の本音は、「私(帰国子女の子)」のことが嫌いなのですが、自分を主語にして「私はあなたが嫌いです、なぜならば○○だから」ということが言えないのですよね。
だから他人を主語にして「あなた嫌われているよ」と、謎のお知らせになるのです。
一次情報に勝る二次情報はない
僕は、普通のサラリーマンです。しかし、こうしてブログ発信して、YouTube投稿もしています。その中で、1つポリシーがあります。
「僕は○○と思う」と、自分が考えていることを、大切にしています。
一般常識にも、道徳にも、上司にも、嫁にも、全ての外圧を受けない、僕の考え(1次情報)なのです。そこに、実際に起きた過去の実例などを付け加えています。
1次情報 + 過去実例 = 室長投稿
誰かがこう言ってた、有名人がこう言ってるなどの2次情報ではないです。そして、厳密なことをいうと、僕が、何をどう考えてもいいのです。自由です。そこに間違いや、正解はないのです。なぜなら、どこまでいっても「僕は△△と思う」という主観なのだから。
彼のコメントは、全て2次情報なのです。誰々がどう言った、評判がどうだ、とか。しかも数値的なエビデンスもない。そんな彼の言葉に、僕は1mmも響かないのです。彼は「自分はこう思う」と、自信を持って、自分の意見を言えないのではないでしょうか。
自分が間違うのが怖いので、主語を自分でなく、他人にするのです。そして、その他人も言っているし、自分も同じ考えなのだ、と言わんばかりの話し方なのです。
部長が死ねと言えば、お前は死ぬのか?
これは、サラリーマン界によくあります。
あとで、何か問題があっても、責任逃れできるように「○○部長が言っていた」「仕入れ先の△△さんが言ってた」と、自分は判断していない、この人の承認があって、自分はこうしている、という逃げ道を残しておくのです。
新入社員のころ、当時の課長に「部長がこう言ったから僕はこうしました」と言い訳したところ、課長から「じゃあ、お前は部長が死ねと言えば、死ぬのか?」と言われて、ハッとしました。仕事とは、自分で考えて、自分の言葉で伝えないといけないのです。
たとえサラリーマン界に身を置いているとしても「逃げ道を作る人」なのか、それとも「自分がこう考えてるので、この判断した人」なのか、、僕は、どこまでも後者になりたいのです。
自分を主語にしないと、海外では、バカにされますね。自分が、何を考えているのかを伝えないと、外国人相手には、自分が何が言いたいのか分からなくなるからです。
どこの組織に属していようが、片手でもいいので、ハンドルは自分で持ちたいですよね。そう思いませんでしょうか?
「野口英世」漫画ですが、大人が読んでも面白いです。ポチッと大人買いをどうぞ↓
See you tomorrow.
[…] 後編へ続く。 […]