アジア戦略室

海外へ挑戦する方(留学・子育て・駐在・起業)を全力で応援します!!ダイエットなど健康管理も!!

海外ネタ 特別対談

【対談】オーストラリア現役留学生 (前編) 留学費用ぶっちゃけいくら?

投稿日:2019年6月2日 更新日:

室長
室長
特別対談ということで、僕の大学の後輩とskypeで繋がっています。聞こえますか?
聞こえます。
留学生
留学生
室長
室長
簡単な自己紹介だけお願いできますか?
21歳の大学生で今は地方国立大学に通っております。今オーストラリアに留学中で、1年間大学は休学させてもらっています。出身地は愛知県です。
留学生
留学生

室長
室長
彼は、今年21歳で、僕は36歳。僕は、彼の大学の先輩でもう一回り以上も上です。せっかく留学しているということなので、留学生が、どんな生活をしてる?いくらお金がかかる?など聞きたいです。
はい。去年の春ですが、ご縁がありまして、バンコクで働く室長さんに会いに行く機会をもらいました。それまで、ずっと留学に行きたいなと考えたんですけど、中々決心がつかなかったところで、室長さんにお会いして、タイで、1日働いている姿を見て「やっぱり海外に挑戦したいな」と決心がつきまして、それがきっかけになって留学しようと決めました。
留学生
留学生
室長
室長
ちょっと嬉しいですね。
僕は海外で働いているんですけど、母校の先生、学生の生協の方から連絡があって、元気な学生がいるのでぜひ会ってくれないかっていう打診があったんですよ。「全然いいですよ」と、折角後輩なので来てもらう分には全然いいですよと。

そうです。
留学生
留学生
室長
室長
海外で働く先輩という形で職場にも来てくれて、一緒に食事をして色んな話をその時にしたね、バンコクで。それがきっかけで今オーストラリアにいると。僕の影響を受けたみたいで非常に嬉しいですね。

いや、本当に刺激的でしたね。
留学生
留学生
室長
室長
今、オーストラリアにいるということで、留学する前に例えば、お金の面。どれぐらいかかったのかとか、オーストラリアを選んだ理由とかを聞かせてもらえますか?
まずお金ですが、自分は全部の総額で結局80万円くらいかかりました。何が含まれているかというと、本当に全部です。

 

飛行機代、ビザ、あと1ヶ月間分のホームステイ代、英語ができなかったので、最初は語学学校に通おうと思って、その語学学校の1ヶ月分代。保険代、海外保険。

 

全部込みで「留学エージェント」という会社が日本にあって。ガイドブックで有名な「地球の歩き方」のエージェント会社を利用して、全部込みで80万円で、自分はオーストラリアに来しましたね。

留学生
留学生
室長
室長
80万円ってあまりかかってないよね。僕の知り合いで娘さんがカナダ留学している方で、1年間込々で300万円かかったとか…。
僕は、ワーキングホリデーで来ていますが、留学には、2つ行き方があります。

 

現地の大学に通って、語学学校に1年間フルに通うというのと、僕みたいに最初の2ヶ月だけ語学学校に通って、残りの時間は仕事をしながら、色んな現地の異文化や、文化、交流を学んでいくというスタイルの2つに分かれます。

 

僕は、大学に1年間通うというお金を用意することができなかったので、ワーホリが自分の中では選択肢としては一番良い形だなと思って。ワーホリにしたので80万ということになっていますね。

留学生
留学生

室長
室長
ワーキングホリデーと言って、オーストラリアが結構特別でして、海外からある条件を満たせばいいんだよね?確か若い?年齢層だったっけ?
そうですね。30歳までです。
留学生
留学生
室長
室長
確か若い子で、条件を満たせばワーキングホリデー使えるんだよね。ワーキングホリデーって、直訳すると「働きながら休める」って、変な意味になるんだよね。

 

普通、留学生はアメリカとか、中国、タイでもそうだけど、基本的に留学先では働いてはいけないね。だからオーストラリアはそういう意味では、確かGDPの何パーセントがそういう留学生が落としていくお金と言われるぐらい、留学生ウエルカムです。海外の若い子が来て、勉強してください。働いてもいいですよという結構オープンなところがあるよね。

 

そのワーキングホリデーを利用して安く、留学を始めたってことですね。なるほど。今その国立大学の大学は、休学しているという形?

はい。1年間休学しています。3年の後期から休学していて1年間です。
留学生
留学生
室長
室長
オーストラリアに決めた理由は何かありますか?
留学資金がないので、ワーキングホリデーでしか行けないなということが決まっていたので、カナダかオーストラリアの2択にまず絞られるんですよね。ワーキングホリデーで受け入れられる国は、カナダとオーストラリアが、一番、楽に行ける国だったので。

 

その中で、僕は、小さい頃からずっと食に興味があって、これから先も食に関わるような仕事に就きたいなという気持ちがずっとありました。何か食文化に触れたいなというのを思いまして。

 

そこでオーストラリアとカナダを調べて行くうちに、オーストラリアのメルボルンという地区が一番カフェの文化が発達している都市でした。

留学生
留学生
室長
室長
へぇ〜

色んなカフェがその都市にたくさんあって。みんなコーヒーが大好きで、住んでいる人達も。すごく大きなコーヒーのカルチャーがあって。

 

それに触れながら、ワーホリだったら、カフェで仕事しながら色々コーヒーのことだとか、海外の人の食文化を学べるのではないかと思って、メルボルンにしました。

留学生
留学生
室長
室長
はじめの語学学校?例えば、どんな学生がいたとか、授業の雰囲気とかは、どうだった?

最初は正直…一番最初の印象ですけど、自分としてはがっかりしましたね、ちょっと。

なぜかと言うと、自分がすごく色々なことを考えてオーストラリアに来ました。語学学校ではそういう夢だとか、やりたいことを持っている人たちが集まって、みんなでそういうことを話せるのかなと思ったんですけど、意外とみんなそうではなくて。

 

特に考えてはなくて、ただオーストラリアおしゃれだからとか、海外かっこいいからとかいう人が多くて、自分の気持ちを共有できる友達が中々できませんでした。

 

ちょっと残念な気持ちが半分。でも、ようやくスタートが切れたという嬉しい部分もあって。半々でしたね、その時は。

留学生
留学生
室長
室長
なるほど。自分は、やる気をもって、やるぞと言って、金も払ったし「行くぞ!」という気持ちで語学学校に入ってはみたものの、そんなモチベーションの高い学生だけじゃなかったと言うことね。
因みにその語学学校の、留学生の国籍はどんな人たちが多かったですか?
学校にもよると思うんですけど、僕が行っていたところは、アジア系と南米系、コロンビアとかブラジルが凄く多くて。
あとの学生は本当に1割いるかいないかくらい。なので、ほとんどの学生がアジア出身か南アメリカ出身。どっちかでしたね。
留学生
留学生

室長
室長
アジア出身というのは具体的に言うと、中国とか韓国とか?
中国の人は、だいぶクラスが上の人が多くて英語ができる人が多くてあまりいないですけど、やっぱりタイと日本人が一番多かったかな。
留学生
留学生

室長
室長
ええ、意外。タイが多いの?
タイが多かったですね。
留学生
留学生
室長
室長
語学学校のタイムスケジュールというのはどんな感じ?例えば朝何時から授業があってとか。

授業は、朝8時45分から大体、お昼1時ぐらいまで。休憩2回挟むという形でした。

 

自分の実力によって先生が各自のクラスを決めていて。最初テストを受けます。クラス決めがあった後に、自分のクラスのレベルが上がるか上がらないかは、普段、水曜日にテストがあるんですけど、担任の先生が、テストの成績を見て、総合的に判断して、決めるっていう感じでしたね。

留学生
留学生
室長
室長
授業もスタイルというのはどんな感じ?日本の大学の授業に比べて。
ちょっと、がっかりしたところだったのですけど、普通だったらお金を払ってきていて、誰もが時間にしっかり来てしっかり勉強するというのが当たり前だと思うんですけど、やっぱり海外というのもあって、すごい時間にルーズな子も多かったです。
留学生
留学生
室長
室長
へぇ〜

やる気、モチベーションもクラスの中で1人1人全然違いますし。なんなら仕事で週2回とかしか来ない子もいますし。結構、学校に関しては色んな意味で、がっかりしました。
留学生
留学生
室長
室長
日本の大学の講義だと、例えば先生が一方的に話すけど、語学学校では、各生徒がディスカッションをしたりとか?

そうですね。
基本的には先生が学校の授業を、一方的に、やるというというよりは、グループで、ある課題に対して、英語で話し合ったりだとか。

 

教科書のリスニング問題をやったりだとか、教科書の書いてあるトピックに対してみんなで話合ったり、そういう授業が多かったですね。グループで話し合うみたいな。

留学生
留学生
室長
室長
その語学学校を何ヶ月通ったのですか?

2ヶ月です。僕は、コーヒーに興味があったので、その2ヶ月の間の期間と、もう少し、計3ヶ月通ったんです。

 

3ヶ月の真ん中の期間の1ヶ月は、僕は「バリスタコース」というのを受けました。コーヒーの勉強を、語学学校の英語を通じて勉強するというコースがあって。

 

これは、多分メルボルンならではです。コーヒーが有名なので。バリスタを目指す人向けですね。

留学生
留学生
室長
室長
面白いね、それ。じゃあちょっと1回チャプター切りますね。

中編へ

【対談】オーストラリア現役留学生 (中編) そんなので本当にお金もらえるの?意外な仕事とは?

-海外ネタ, 特別対談

執筆者:


【対談】オーストラリア現役留学生 (中編) そんなので本当にお金もらえるの?意外な仕事とは? | アジア戦略室 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

高収入というだけで、就職先を決める愚かさ。お金が欲しいですか?僕は違います。欲しいのは◯◯です。

  「高収入だから」と仕事を選ぶのは効率が悪いんです。 なぜなら 僕たちの目的は「お金」にあるのでなく「満足」にあるからです。 ↑これだと何言ってるか分からないと思いますので、深堀していきた …

華僑の教え「頭の中までは盗まれない」

僕が、2004年に留学していた頃、華僑の友達ができました。 恥ずかしいのですが、彼らと会うまで、僕は「華僑」という言葉の意味を知りませんでした。 華僑とは、中国以外に住む中国系の人たちを指します。 共 …

アメリカ人には気を遣い、タイ人には偉そうな人達。無意識に潜む「偏見」の恐ろしさ。しかし自由主義は偏見をも駆逐する。

さっそく質問です。あなたの前に、台湾人と、中国人がいます。中国人が「右に行った方がいいよ」と、言います。 台湾人は「左に行った方がいいよ」とアドバイスします。あなたはどちらを信用しますか? あなたも色 …

【実録ルポ】東南アジアの女性にハマる人たち。対策と予防策

「女性問題」は、海外駐在員にとって最大リスクです。断言します。 男性諸君「自分だけは大丈夫」と言う貴方こそ危ないんです。 海外に興味がある方が、リスナーに多いので、ハマる過程と対策について、今回は、考 …

【世界の今】ミャンマーのロヒンギャ難民問題。差別意識は誰にでもどこにでもある。マイノリティの中にいると気づけない論。

僕が住んでいるタイのお隣のミャンマーで、悲惨な争いが起こっています。 少数民族のロヒンギャ族と、ミャンマー国軍との民族紛争です。2017年ミャンマー国軍が、一方的に迫害し、すでに400名以上が死亡し、 …

運営者:室長

初めまして。室長と申します。 タイバンコクで働いて7年目になります。 僕は海外に出て、第二の人生が始まりました。 海外で、働きたい・子育てしたい・起業したいなど、これから海外を目指す方を全力で応援したいと思います。 ダイエットや健康管理についても時々語ります。 よろしくお願いいたします。 Twitter → @SHITSUCHO2019