あなたに質問です。
「サラリーマン」と「ビジネスマン」の違いって分かりますか?
僕は、社会人生活も、12年が過ぎて、それなりに社会が見えてきました。そして、どのように、この現代社会を泳げばいいのか?現時点で、僕が考える「最強の生き方」を、まとめてみたいと思います。
■こんな方にオススメ
・出世には興味がないがお金は欲しい
・一生、サラリーマンでは終わりたくない
・新卒だが副業にも既に興味がある
僕は「結果」が出ているわけではないです。そういう意味では、説得力に欠けるとも思います。しかし、考え方などが、皆さんのご参考になればと思います。
22歳の時に、先輩から、こんな話を聞かされていたら、少しは人生変わってたとも思うからです。
目次
サラリーマンとは?ビジネスマンとは?
僕が新卒でベンチャー企業に入った時に、冒頭の質問を、上司から聞かれて、答えられなかったのを覚えてます。
サラリーマン
その名の通り、サラリー(給与)をもらう人でしょうか。僕は、この言葉をネガティブに捉えています。上から降ってくるエサ(給与)を待っている小鳥みたいですよね。
サラリーマンは、会社から給料をもらっています。よって、全てのエネルギーが会社に向かっています。社内評価至上主義です。自分がどのように会社から見られているか?評価されているのかを重視します。
会社が儲かろうが、儲からないかなど、本音の部分では、どうでも良いのです。会社が潰れなくて、そこそこ給料が出て、それなりに評価されて、それなりに出世することこそ、サラリーマンの王道なのです。
ビジネスマン
自分で仕事をとってくる感じで、なんかスーツ着てて、忙しそうなカッコいい雰囲気がしませんかね。
僕の理解ですが、このビジネスマンの「ビジネス」とは、自分だけの「商い」を指しています。決して、社内で営業成績が良い人を指すのではありせん。
ビジネスとは、資本主義市場(マーケット)に、自分で立ち向かって商い(スモールビジネス)をすることなんです。ビジネスをする人、まさしく、ビジネスマンですね。
資本主義市場という「お金」と「商品」を交換する大きなフリーマーケットが、僕たちの目の前にあります。毎日のように、色んなものが交換されています。
そこに、自分のスモールビジネスで作った商品を放り込むと、それが換金されてお金で返ってきます。モノだけでなく、無形のサービスでもいいんです。これが、僕が考える「ビジネス」なんですね。
会社もビジネスはしていますが、それは、会社としてです。サラリーマンに作らせた「商品」を会社が、フリーマーケットに放り投げてくれているだけです。その一部を、給与として貰えるのです。
過去と現代の大きな違い(生産設備)
一昔前までは、会社組織でしか、資本主義のマーケットに参加出来ませんでした。
経済学マルクス先生は「資本家は、生産設備を持っている。労働者には、生産設備が無い。よって、労働者は、工場(生産設備)で働いて、自分の労働力を売るしか、お金を得る方法がない」と述べています。
「一見すると、労働者は、自由に仕事を選べるように見えるが、実は、みえない鎖で繋がれた牛馬でしかない」と。みえない鎖で、労働者と、資本家の生産設備が、繋がれているというのです。
現に、リサイクルショップをするにしても、実店舗を借りて、買い取りをして、中古品を店頭に並べて、、と、組織化が必要で、サラリーマンが、片手間で、リサイクルビジネスを持つことは出来なかったのです。
しかし、ネットの登場で、今や個人が、ネット上でビジネスを完結できる環境が整っているのです。ネットという生産設備が、個人にも平等に与えられたのです。
例えば、ヤフオク。安く仕入れ高く売れるものを見つければいいだけなので簡単ですよね。僕は、先日、バンコクで無償で配布されている「雑誌」を、メルカリで、700円で販売しました。色々やってまして(笑)
YouTube投稿だって、1つのビジネスですよね。動画という情報(モノ)を、ネットに公開することで、広告収入を得ることができるのですから。これを活かさない手はないですよね。
この2つはビジネスではない
ブログだっていいです。アフリエイトでも、ECサイト運営だっていいんです。スキルシェアみたいなのでも、ビジネスって何でもいいんですけど、絶対にやってはいけないのは、副業バイトなど、誰かに雇われる行為です。
高級コンビニバイト
繰り返しますが、雇われる行為は、資本主義のマーケットに向かってるのでなく、ただ単に、自分の労働力(時間、体力、精神力)を、雇用主(会社)に売ってるだけです。
サラリーマンも、これに入るのですが、うーん、なんと言うか、高級なコンビニバイトと同じですね。決められた時間に、決められたことを、そこそこ、こなすと自動的に、給与が入る仕組みです。その延長上であるバイトを、副業でやってしまうとすり減るだけです。
株式投資も違う
もう一つダメなのは、株式投資、仮想通貨などの自分の意思でどうにもならない相場モノです。これも、時には利益は出ますが、ビジネスではないと思います。
他人のフンドシで土俵に上がっているようなものなんです。自分が、株式を発行する側(証券会社)だと立派なビジネスですが、ほとんどの人は買う側ですよね。
証券会社が用意した投資信託、不動産屋が用意した投資物件、和牛商法なども全部そうです。これは、ビジネスっぽくみえて「たまには儲かるかもしれない商品」を買っている消費者でしかないのです。
給与以外の副収入
僕は、サラリーマンとしての給与以外の副収入もあります。
ほぼ貯金せずに、全て投資に回しているからです。配当金などが多いですが、その中にビジネス収入も少しあります。
2019年 副収入は、サラリーマンの1ヶ月分の給料ぐらいになりました(パチパチパチ)
これぐらいでは、独立や起業もできないのですが、それでも、この副収入は、何よりも大切にしています。これからも、スモールビジネスを仕掛けて、細々と伸ばしていきたいです。
どうして大切かというと、勤め先1社からの給与収入しかなければ、気持ちも、生き方も、その会社の奴隷になってしまうんですね。僕はそれがどうしても嫌なんです。一本足打法の「専業サラリーマン」からは、会社や上司の愚痴しかでこないからです。
専業サラリーマンは、会社に、自分をフルコミットしている訳ですから、変に会社に期待してしまって、それが少しでも裏切られると(降格されたり、評価されなかったり)愚痴しか出てこなくなります。
フリーランスは魅力的に思えない
サラリーマンの対極にいる「フリーランス」ですが、僕は、彼らをそこまで羨ましく思わないんです。
多くのフリーランスは「好きな人と、好きな仕事だけ、人生最高!」と言いますけど、少し違和感があります。彼らの好きな人とは、自分と価値観が近い人ばかりですよね。
そういう人たちで、自分の周りを固めてしまうと、自分の価値観も、ある種、固定されてしまい、新しい多様性を持ちにくいとも思うのです。僕の実の兄貴を見ていてそう思います。
サラリーマンの利点は「会社の歯車になること」です。
嫌いな人、合わない人とも、仕事を通して、付き合っていかないといけない。上司も部下も、取引先も選べないですよね。
それって、付き合う人を、会社が勝手にシャッフルしてくれて、ガラガラポンして、僕に提供してくれているのです。この人を、どう説得すればいいのか?など、毎回考えさせられます。
フリーランスのインフルエンサー(?)も、僕には、あまりピンときません。
彼らは、極端な意見で、大衆を惹きつけているだけに思えます。彼らは、そもそも、会社の歯車ではないので、極論を言える立場にいるのです。大多数のサラリーマンとは、住んでる世界が違うので、彼らの主張を、鵜呑みには出来ないのです。
最強の生き方とは?
「サラリーマンを続けながら、副収入を持つ」
これが、実は、これが最強なんじゃないかと最近思えてきています。
僕のように「無理に出世を目指さない」と決めたのであれば、思い切って「サラリーマン人生を割り切ってしまう」のです。空いた時間に、このようにブログ発信したり、YouTube撮ったり、週末に、スモールビジネスを持ったりします。
僕は、本業をサボることはないですし、真面目に仕事はこなしているつもりです。自分で言うのもアレですが、平均以上の社会人戦闘能力は備わっていると思ってます。そして、本業の仕事を、真面目に、取り組むことで、新たな発見や成長があるんです。
しかし、早朝出勤、サービス残業、週末ゴルフ、飲み会、冠婚葬祭などには、一切、手を出さないのです。
仕事とプライベートを切り分けるのです。そんなことすると、社内評価は見込めないですが、それをヨシとするのです。組織の少数派になるので、それなりの精神力は求められますよw
日本の会社では、よっぽどの失敗をしない限り、また会社が傾くかしない限り、クビにはならないのです。そこを利用するのです。安定収入ですしね。学校に近いイメージで、会社を捉えるのです。
結論
サラリーマンだけでもダメだし、自分のビジネスだけ(フリーランス)でもダメで、厚かましく、両方目指すのが良いんでしょうね。
See you tomorrow.