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よもやま話 健康

大会当日に「真面目バカ」を思い知った。初トライアスロンを考える②

投稿日:

前回読んでない方は、こちらを先にどうぞ。

初トライアスロン大会。当日朝も気持ちはノリませんでした。

理由は、浮きを着ける罪悪感からです。

溺れるのが怖くて、腰に浮き輪を着けることに決めたのです。

別に、法律違反するわけでないのに、僕って、ホントに気が小さいな、、と、ここでも自己嫌悪です。

浮きを装着

万引きをする中学生並みに、挙動不審でしたね。

早めに装着すると、バレる確率が上がるので、スタート前にトイレに駆け込んで、そこで着けて、何食わぬ顔で、スタートすればバレないかな?とかずっと考えてました。

トイレに行ってカンニングする高校生並みですね。

カンニングのような感覚でした

マジで情けないですが、ほんと、それぐらい緊張してました。スポーツマンシップに反する行為をするわけですからね。

 

目次

周りを見渡せば…

1人のタイ人女性が、小さな浮きを、身体に着けてました。

(この時、僕は、まだ装着してない)僕は咄嗟に「これって、いいの?」と彼女に尋ねました。

僕って、卑怯ですよね。自分も、これから、浮き輪する気満々なのに。

別にいいでしょ。だって危ないもん

と、満面の笑みで即答されました。

僕は、この瞬間、肩の荷が全て降りたのです。

何で、こんな浮き1つのことで悩んでたんだ
室長
室長

って、悩んでた自分が馬鹿らしくなりました。完全に吹っ切れたんですね。

大会規約が、どうであろうが「危ないから装着する」と、シンプルな思考で良いんです。

命には代えられない

このタイ人女性は、何も気にしてなさそうに思えたし、よくよく周りを見渡しても、大会運営スタッフも、その他の参加選手も、彼女について、何も気にしてないんです。

これは受験とは違って、自分のタイムが良いからといって、他の誰かが不合格や失格になることはない。他人には、迷惑を掛けてないんです。

日本の大会だと、違ったかもしれませんが(大会運営者が注意する?)

 

1億人から77億人へ

僕が、この「アジア戦略室」で伝えたいこと、それは端的に言うと「1億人でなく、77億人への仲間入り」です。

世界には77億人の人がいて、日本は約1億人です。2%にも満たないんです。そう考えると、僕たちが生まれた日本は、かなり特殊だったりします。2%同士での生活、単一民族、横並び、真面目、勤勉、無宗教など。

真面目が良いわけでもない

僕は、海外に出てから、これら良い所も悪い所も含め、考えさせることが多かったです。

そして「もっと違う生き方してもいいよ。自由で良いんだ」と確信しました。

日本は好きですが、日本に生きていると、知らず知らずのうちに、縛られてしまうのです。考え方や、習慣やら、生き方までもです。

縛られる人生が嫌だからこそ、自由度の高い海外が、僕は好きなのです。

この浮き輪着けるか問題がまさしく、同じなのです。

 

タイ人と日本人の違い

平気な顔してるタイ女性と、僕とでは、同じ物事(浮きを着ける)に対しての捉え方が、180度違いました。

バレたらどうしよう
室長
室長
Safety First

大会規約を破ることは褒められたことではないですが、

僕は、他人軸(他人からどう見られている)で考えて、

彼女は、自分軸(自分がどうありたいか)で生きてるのです。

前日からプーケット入りしてましたが、僕は気持ちが落ち込んでました。折角、リゾート地に来たのに勿体ないですよね。おそらく彼女は前日も楽しんでたんだと思う。

何が言いたいかというと

「真面目さ」とは、よく褒め言葉に使われますが、実は違うんです。真面目に、ガチガチにルールに順じてしまうと、今回のように苦しくなったりします。

時には、タイ人の「緩さ」が勝るんですよね…(続く)

See you tomorrow.

-よもやま話, 健康
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