「グルーピングからの解放」
これは出来そうで、出来ないんです。完璧に解放されている人なんて、世の中に1人も居ないからです。
グルーピングとは、何かを一括りにして表現することです。
理想は、どこのグルーピングにも精神的に属さないことです。
ポイントは「精神的に」です。
学校、会社や、ボランティアなどのグループに属したりするのとは、別の話です。
人間は独りでは生きていけないから、何かのグループに入ることは必要ですもんね。
繰り返しますが「精神的に解放される」べきなのです。
あなたの解放度をテストしますので、これから2つの問いに対して、自分の気持ちと向き合ってみてください。
目次
①大阪出身者はマナー悪いよな?
精神的にグルーピングから解放されるというのは、どういうことでしょうか。
例えば、
と、誰かが言ったとします。
大阪出身者の気持ちはどうでしょうか。
「大阪出身には、マナーが良い人も悪い人もおるやん!」
とツッコみたくなりませんでしょうか?
↑ここがボクが言いたいこと。これ、別に、スルーでいいんです。
なぜなら、この「大阪出身者」とは、グルーピングなだけであって、あなた個人を指しているわけではない。固有名詞ではないんです。
ここで、イラッとしたり、反論したりしない、精神性が必要で、それを「グルーピングから解放」と呼んでます。
ボクは大阪出身者ですが、大阪をけなされても屁とも思わないですね。
ある種、悟りのレベルかもしれませんね。
②日本人作家、村上春樹がノーベル賞受賞
もっと例をいきますね。
ここでも「日本人」というグルーピングで、あなたが喜ぶのは変なのです。
だって、村上春樹と、あなたは別人格だから。
ただ同じ国籍の人が頑張ったのであって、あなたの努力でも結果でも、なんでもないからです。
外部からのグルーピング情報だけで、精神的に一喜一憂する。
でも、そこで消費されるあなたのエネルギーからは、何も起きないってこと。
せいぜい「日本人が頑張ってるから、自分も頑張ろう」と、グルーピングを利用して、自分を鼓舞するぐらいでしょう。
なので、理想は、反応しないこと。
ボクは、自分の意識や行動で、物事の結果が変わらないことには、省エネ(無関心)を貫いています。
村上春樹が受賞しようが、しまいが、ボクには関係ないことです。出版社に勤めてたら別ですがボクは違う。
自分の周りだけに全集中するべき
外部からのグルーピング情報に、右往左往するべきではない。
でも、そのまったく逆もあって、
「自分の意識や行動で、結果が変わること、すなわち自分の半径5mくらいにだけエネルギーを注ぐべき」なのです。
そこは、無関心でなく、最大限関心をもっていくべきですね。
自分自身であったり、家族や親だったり、大切な友人とかもですし、資産運用、子育て、親の老後問題とかもです。
先日「日本人がタイで逮捕」とネットニュースがありました。
そこのコメントに「同じ日本人として恥ずかしい」とあった。
そんなところにコメントを書く労力、恥ずかしいと感じる感情エネルギー、それこそ無駄だと思うんです。
被告人の家族なら別ですが、違うでしょう。グルーピングから精神的に解放されるべきなのです。
オ◯ニーでは、何も変わらない。上海反日デモ、タイ格差社会、YouTube発信とで考える。
See you tomorrow.