交通違反で、タイの警察に捕まりますと、アンダーテーブルを求められます。「見逃してあげるから、お金をよこせ」と。警察官のポケットマネーになるのです。
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タイ罰則の流れ
タイの違反〜罰金の流れはこうです。
- 路上で警察官に指摘される
- 違反内容の「控え」を渡されて、運転免許を取り上げられる
- 後日、違反者が最寄りの警察署に行って、罰金を払えば免許を返してくれる
この1.の段階で、下っ端の警察官から、お金を求められるのです。
僕は、外国人ですから、お金持ってるはずと、かなり法外な金額を求められます。場合によっては、正規の罰金よりも高額になります。
僕は、先週「横入り」で捕まったのですが「お金をいま払え。なかったらATMあるからカードで引き落として来い」とまで言われまして、意地でも
とお願いしました。
僕が、警察官に「正規の手続き」をお願いするのも、おかしな話ですが、途上国ではアルアルです。末端警察官の給与は、安く(月給5万円?)そうやって、小銭を稼がないと、生活やっていけないのでしょう。
結局、この警察官は、僕からの徴収を諦めて、しかも、運転免許もとりあげず、見逃してくれました。
僕は、ひたすら、英語もタイ語も話せない外国人を演じまして「こいつと絡んでも面倒なだけ」と思わせて、彼の正規の手続き(2と3)をも避けさせたのです。
面倒な外国人を演じる
僕は、海外生活がトータル10年を越しており、こういう場面での対処法を、ある程度、熟知してます。ズルいと思われるかもしれませんが、非正規のお金を要求する警察官の方が、もっとズルいですよね。
後日、友人に↑この話をすると「室長さん、いったい、いくらアンダーテーブル請求されたんですか?」と。たった1,700円でした。「それぐらい払ってあげればいいのに」と言われました(笑)
いやいや、大切なのは「正規な手続き」ですよね。もし、市民が、警察官を買収しようとすると、市民にも罰則があるから注意しないといけません。
兎にも角にも、安全運転を心がけます!
See you tomorrow.