人生初めてのトライアスロンに挑戦した記録です。まだ前回お読みで無い方は、こちらからどうぞ(①、②)
僕はスイムが苦手です。プールでの練習でも、500mを泳ぎ切れませんでした(浮き無し)
しかし、本番である、プーケットの大会では、
・浮き装着
・海水なので浮く
という好条件はあるにはあるのですが、それでも1.8km泳ぐ自信は無かったです。ホントに怖かったです。
家族を持つ身ですので、もし僕が溺れて亡くなったら、ニュースで「プーケットのトライアスロン大会で、日本の駐在員(37歳)が溺死」とYahoo!ニュースに流れるのだろうか、そんなこと考えていました。
前日夜にも、怖くなって、嫁に電話しました。
と、非常に合理的な回答がありました。その通りだと思う。しかし、飛行機乗って、ホテル泊まって、トレーニングしてきたので、ここまできて、逃げたく無いんです。
目次
退路を断つ
しかし、いざ、泳ぎ出すと、そこまで苦しくなることなく、クロールと平泳ぎを交互に入れながら、1.8kmを50分で完泳できました。もちろん、浮き輪は付いているのですが、それでも、想像していた以上に、楽勝でした。
当日のパフォーマンスが、すこぶる良かったのです。
アドレナリンが分泌されたのかな?と思ってましたが、よくよく自己分析すると、おそらく
「退路を断った」からなのです。
プールでの練習だと、疲れると、足をつけれますし、直ぐに、プールから出ることだって出来ます。
僕の身体は、その「逃げ道」を、無意識の部分で分かっているのだと思います。心理学でいうと、防御機制の「逃避」です。
僕の頭の中では「練習でも限界まで追い込む気持ち」でやってましたが、身体は楽な方に逃げていたのです。
これが、大会になると、海ですし、周りも助けてくれない、逃げれないので「泳ぐしかない」のです。
「本番に強い」というのは、逃げ道がなくなったからこそ発揮される底力なのです。
物事を成し遂げるには
少し話を脱線させますね。
元サッカー部の友人に、インスタを使いながら個人で集客し、好きなサッカーで、生計を立てていました。個別サッカー指導や、フットサル監督をしながらです。
僕も、転売したり、投資したり、SNSしたりと、新しい生き方を模索してましたが、どれも中途半端でした。彼に会いに行って、
「今の収入を全て断つと、お前なら出来る」と言うのです。これには、非常に納得しました。小手先のテクニックでなく、本質的だと思いましたね。
僕みたいに不器用なタイプは、マルチタスク(本業と副業)はこなせないのです。
これは、精神論でないです。退路を断つと、それしか出来なくなるので、自分の時間や労力、精神力も、全集中して、そこに注ぎ込める。
そうすると、自然と、プロダクトの質が上がり、結果が付いてくる、という非常にロジカルな考えです。
- 本業の会社を辞める↓
- 自分のスモールビジネスに専念する↓
- 全集中できるので、プロダクト品質がUP↓
- そこそこ結果がでる
※現に、この投稿は、出勤前(6:30am)にパソコンに向かって書いています。もうすぐ、家に出ないといけないので、早く切り上げないと、、
でも満足はできない
トライアスロンの話に戻します。
それでも「浮きを着けて泳いだ」という負い目はありますので、満足できませんでした。
次は、もっと鍛えて、浮き無しで、再トライを計画してます。
トライアスロンから帰ってきて、まだ余韻が残ってますので、嫁に
と却下されました。
彼女は、遠泳には、特別なトレーニングが必要ってのが、分かってませんよね…
(まだ続く)
See you tomorrow.