子育ては「売れない銘柄」と同じです。何故なら、親は子育てから逃げられないからです。だからこそ、親として、生涯をかけてでも、やり切る価値があるのです。もう少し詳しく解説させて頂きます。
■こんな方にオススメ
・子供の学費が高い
・子供を作るか悩んでる夫婦
・結婚しないと決めている学生
この投稿で、いかに、あなたの、お母さん・お父さんが、大変な思いをして、悩みに悩んで、あなたを育ててきたのかが、分かるかもしれません。僕は、親になって初めて気付いたこともあります。
目次
切っても切れない縁
世の中には、切っても切れない関係が一つだけあります。そう。親子関係です。
ドラマで、頑固親父が「お前とは勘当だ!」って、息子や娘を追い出すシーンありますけど、親は子供と、法律上、縁が切れないのです。
法的に親子の縁を切る方法はありません。結婚、養子縁組などで戸籍が分かれても、実の親との法律上の関係は変わりません。親子の縁を切るといっても、個別にできることは、ほとんどなく、親であること、子であることは生涯続くものです。(弁護士ドットコムより)
そして、続けると、互いに扶養する義務もあるのです。
親子間には、互いに扶養する義務(生活扶助義務)があります(民法877条)
親が生活に困り、子に扶養を請求するというのは、よくあるケースです。もし子が応じなかった場合、親は家庭裁判所に扶養の調停・審判を申し立てることができます。
「うちの子供、親である僕を扶養してくれない!なんとかして!」と、裁判所に申し立てできるんですよ。その逆も然り、子供は親に扶養してもらう権利があります。
国民の三大義務の1つ「教育の義務」は、憲法26条で下記のように定義されています。
1項
すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
2項
すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。
義務教育は、中学3年生までありますよね。子供は、教育を受ける権利を持ってます。これは、子供からみると、権利なので、実は義務ではないのです。(1項)
しかし、親の立場だと、子供に教育を受けさせる義務があります。これは権利でなく義務なので、自分の子供を学校に入れないとか、教育させない場合は、憲法違反になります。
以上のことより、親と子供が、法律上でも、どれだけ結び付きがあるか、お分かりいただけましたでしょうか。あなたの親は、あなたが、どれだけ逆恨みしても、一生涯、あなたの親なのです。
株も妻もいつでも手放せる
コロナショックで、株価の下落が止まりませんね。下落局面になると、売り逃げる手があります。損してでも、手仕舞い(売って現金化する)する事はできます。
嫁もそうです。離婚届に、お互い押印すれば、離婚できます。法律的にも、赤の他人に戻ります。性格の不一致、浮気など、どうしても納得いかないと、離婚という逃げ道があるのです。これは法律上、きちんと認められた「別れられる自由」です。離婚は、別に犯罪ではなく権利ですね。
そう考えると、友達も、上司も、同僚も、元カノも、愛人も、愛犬も、別れようと思えば、いくらでも手放せるのです。
この「手放せる」という選択肢があるがために、親子の絆(切れない)よりも、結び付きが弱くなるのだと思う。親子の強い結びつきが、法律上とか、親子の愛情とか、子孫を残そうとする生物的本能かどうかは、僕にはよく分かりませんが、嫁は間違いなく、僕より、子供を優先させていますねw
自力と他力
世の中には「自力」と「他力」があります。対義語ですよね。整理したいと思います。
自力・・自分ひとりの力。独力。
他力・・他人の助力。「他力本願」の略。
筋トレは、100%自分に返ってきます。何かのラッキーや、偶然で筋肉はつきません。日々の自分の努力だけが、全て、筋肉として変化します。まさしく自力です。
受験勉強もそうかもしれません。試験範囲が決まっているのですから、その範囲を勉強すればするほど、成績は伸びます。成績の伸びに、個人差はありますが、これも自力でしょう。幸運など、外部要因がありません。
しかし、子育て・株式投資は、他力なところがあります。いくら、親が頑張って子供に尽くしても、子供がグレたり、勉強しなかったり、よからぬ方向へ行ってしまうと、その努力が返ってこないこともあります。
子育てといっても、主役が「子供」なわけですから、「親」は、どこまでいっても脇役や監督なわけです。
株価も同じです。いくら、投資家が、テクニカル分析、企業の業績分析したところで、そこの経営者が粉飾決済したり、コロナショックで売上が下がったりするのは、自主努力では、100%コントロール出来ない、予想出来ないのです。
あれ?さっきの例を思い出してくださいね。同じ「他力」でも、子育ては、手放せないのです。
■他力本願
株式 → 暴落する → 手放せる
子供 → 勉強しない → 手放せない
これが、今回、考えたいところなのです。
我が家の支出は全て子供へ
僕は、子育てに関しては、腹をくくってます。子供が3人いますが、彼女たちの教育は、他の何よりも優先順位を高くしようと、嫁と話し合ってます。
だって、普通のサラリーマンですが、子供3人もインターナショナルスクールに入れているのですよ。学費は1人100万円/年です。それが3人です。多少の熱があっても、スクールは休むなと言ってます。1日当たり5,600円近く掛かっているからです。公文だけでも、3人通わせていて、月5万円も掛かってます。
僕は37歳になりますが、今ままで、新車も買ったことないし、持ち家も検討したことない、ブランド物なんて、1つも持ってないです。好きなブランドですか?って聞かれても「ユニクロです」って答えます。って、ユニクロはブランドじゃないですよねw
高価な持ち物といえば、iPhoneと、Apple Watchと、MacBookぐらいです。
それだけ、子供にお金を使うことにしています。これは、手放せない売れない銘柄(子供)を、何としても、値上がり(成長)させてやるぞと、誓っているからです。しかも、他力ですからね。
3人もいるので、勉強だって、センスが有る・無しも、よく分かります。が、そんな贅沢言ってられないのです。手放せないので、センス無くても、お金と愛情を、突っ込み続けるしかないのです。
子供を東大・京大に入れたい
僕は学歴が大切と思ってます。
子供達を、どうやったら東大京大に入れられるのか真剣に考えています。長女は9歳ですから、ここからの10年が勝負です。
「良い大学を出て、良い会社に勤めて、安定した生活を」という理由ではありません。今どこに勤めても安泰は、出来ませんし、終身雇用なんて死語でしょう。銀行や大手家電メーカーの、今の惨劇を見れば明らかです。
学歴には「ハロ ー効果 」が抜群にあるからです。
心理学用語の「ハロー(halo)」とは 、あいさつではなく、後光のことで、なにか一点が優れていると 、後光がさして、なにもかもが優れて見える錯覚です。
権威性とも呼ばれたりします。
実は、僕はよく動画の始めで「東証1部上場企業に勤める商社マンです」と自己紹介しますけど、あれは実は、計算しています。もちろん、嘘ではないですが、これは「今から、この動画は、優秀な商社マンが解説します。だから有益な動画ですよ」という刷り込みを、視聴者にしているのです。そんな優秀ではないですが、そう印象付けているのです。
中卒、アルバイト無職の僕が、海外ビジネスについて語ります、という自己紹介では、正しさはともかくとして、視聴者がついてこない可能性が高くなるのです。
ネットをフル活用する
海外に住んで、子供を、インターナショナルスクールに入れていると、心配になるのが、日本の学校教育です。国語とか、社会、歴史など、日本でしか学べないこともあります。
そこで、登場するのが、スタサプです。リクルート社のものですが、スマホやパソコンで、授業の動画が見放題なのです。月額たったの1,980円です。
しかも、その動画は、神授業と呼ばれて、有名大手塾の講師だったりするので、近所の小さな塾よりも、何倍も教え方が上手いんです。
問題は、子供は、スマホやパソコンに向かって、集中力が持ちません。サボってしまいます。なので、僕は、小学3生の長女と、毎晩、横に座ってあげて、一緒に動画を見ています。途中で、動画を止めて、問題を一緒に考えたりと、楽しいですよ。
昨晩は「社会」だったのですが、消防車の特集でした。
消防車って、サイレンの音が、ウーー、ウーー、カンカン、ウーー、ウーーって鳴るじゃないですか、あの「カンカン」は、火事んときだけらしいです。土砂災害とか、それ以外だと、ウーー、ウーー、だけらしいです。知りませんでした。
あと、消防車自体は、水を運んでないのですね、これほんと知らなかったです。消防車が、火事現場に着くと、消火栓を探して(消火栓とは、水道管から消火用の水をとる口)放水するための水を確保するんですね。
37歳のオッサンが、小学校の授業を聞く機会などありません。動画を通して、塾講師の話し方、特に小学生に理解できるように、分かりやすく伝える方法など、僕の営業にも、役立つ気がしています。
まとめ
子供とは縁を切れない、しかし、親の努力が全て子供の成長に反映されるわけでもないんです。他力本願です。新車や新居は、お金があれば買えますが、優秀な子供は、お金だけでは手に入れることができません。
だからこそ、親は生涯をかけてでも、子供のために何かしてやろうと思うわけです。お金をかけて、試行錯誤しながら、悩みながらも、売れない銘柄(子供)をホールドし、育てようとします。
結婚をしていない人、子供を持ちたくない人、など、価値観は色々あると思います。それは、それで自由だと思います。でも、1つだけ聞きたいです。自分の生涯をかけてでも、成し遂げたい、何かが、あなたにはありますか?と。
僕や嫁にとっては、それが子育てなのです。子育てって、逃げられない分、夫婦の目標になりやすいんですね。
- 親子の縁は切れない
- 嫁や株はいつでも手放せる
- 子育ては他力本願
- 生涯かけて成し遂げたい目標となりやすい
See you tomorrow.
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