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よもやま話 海外ネタ

カルロス・ゴーンの日本脱出、人質司法など、ホリエモンが理解を示すのも分かる。取り調べ室での不合理な実体験を語るよ

投稿日:2020年1月17日 更新日:


ゴーンさん海外逃亡について、堀江貴文さんが動画をいくつもあげています。

どこか、嬉しいそうに見えたのは、僕だけでしょうか?

僕は、すかさず、下記ツイートしたところ、堀江さんからリツイートされました。

堀江さんが「逃亡は、ゴーンさんにとっての正義だった」と理解を示しているのも、堀江さん自身、同じように検察から、厳しい取り調べを受けた経験があるからでしょう。

2人に共通しているのは、経済犯であり無罪を主張しているところです。

結果、

・堀江さんは、最高裁まで戦い実刑を食らいました。

・ゴーンさんは、堀江さんと同じ道が見えていたので逃亡したのです。

 

僕はゴーンさんの支持者ではない

前振りが長くなり申し訳ありません。

僕は、彼ら経済犯が、検察にやられていくのを、非常に興味深く見ています。そして、自分の過去にも、同じように引っかかることがあったのです。

独房は精神に異常をきたすとか

初めに断っておきますが、僕は、ゴーンさんの行った密出国を、支持しているわけでは無いです。日本の法を犯しているので、それは断じて許すべき事でないと思う。

またゴーンさんの横領などの疑惑については、犯罪にあたるのかどうかは、僕には分からないし、知る由もありません。そんなことを議論したいわけではないです。

なぜ、今回この問題を取り上げたいのか?以下2点あります。

 

①国家権力とは?

せっかく「司法制度」「検察官」などに、社会のスポットが当たっているので、国家権力を持った組織が、どんな性質を持っているのか?を、自分の経験をもとに語ります。

ゴーンさんが、無罪を主張しても、絶対に通らないと感じた国家権力とは?あの無力感だけは、取り調べを受けた人間でしか分からないと思う。

 

②人質司法を批判する

もう1つ、ゴーンさんが、レバノンで、世界のマスコミに対して、日本の人質司法を非難することは、長い目で見て、日本という国の利益になると思うのです。「日本が恥に晒された」と、決して、感情的に反応してはいけないと思う。

 

日本の検察も法律を破っている

ゴーンさんは、マスコミの質問に対して、自分が法を破ったことを認めている。しかも、正当化はしていない。

下記の回答が、彼の今回の逃亡の理由の全てを語っている。

「違法な出国だった。しかし、日本の検察も法律を破っている。たとえば、検察は(捜査情報を)リークしてはいけない。違法なことだ。私が日本を去るのは許されない一方で、検事はリークをして法律を破る。それはおかしい

―検察が法律を破ったから、あなたも違法な出国を正当化できるというのか?

正当化はしていない。検察が法律を破っているのに、誰も気にしていないということだ。検事が法に違反しているのに、誰も気にしない司法制度とは何なんだ。そんな制度をどう信じろというのか。

自分に置き換えて考えてほしい。法律違反を目にし、弁護士もそのことを話しているのに、何も問題にならない。公平な司法システムだと信じられると思うか」

―日本の裁判で無実を主張すべきでは?

「日本の弁護士には最高裁に進むまで5年はかかるといわれた。99・4%の有罪率で、(残りの)人生を日本で過ごさないといけないのかと思った。希望がなかったのでそこから逃げた。リスクをとって正義を求めた

検察という、国家権力を敵にまわしても、絶対に自分の主張が認められない。自分の残りの人生を刑務所で過ごしたくない。だったら、リスクを取ってでも「自分だけの正義を求めた」のです。

 

【経験談】無免許運転で逮捕

こんな酷くはない

僕は、若かりし15歳の時、無免許運転で捕まりました。結果、家庭裁判所に送られ、保護観察処分を受けました。

鑑別所や少年院は入っていません。元ヤンキーでもないですし、当時の行為を正当化するつもりもないです。バカだったなぁと恥ずかしいぐらいです。

当時、バイクのナンバーを付けずに、調子に乗って原付バイクを運転していました。

バイクに乗っている時に、警察官に追われました。無免許であることは認識していたので、逃げようとしましたが、僕が肩から提げていた鞄を、後ろから、警察官に引っ張られたのです。警察官もバイク、僕もバイクです。お互いスピード出てますので、非常に危ない状況ですね。

白バイからは逃げられない

それでも僕はアクセルを回したところ、鞄の紐が切れて(鞄は警察官の手)なんとか、その場はしのげたのです。

しかし、鞄には、携帯電話も、財布も入っており、警察から、自宅に電話がかかってきて、出頭するように勧告され「もう逃げられない」と警察署に向かいました。

 

事情聴取で駆け引きされる

出頭しました

まず、取り調べの調書をとられます。

警察が、A4の用紙に、作文のように手書きで、こと細かく、無免許運転した時の状況を書いていきます。日時、場所、バイクの型式、向かっていた方向などです。

そして、調書に問題がなければ、最後に僕が同意のサインしないとなりません。出来上がった調書を一通り聞かされましたが、事実とは違うことが書かれていたのです。

警察官が鞄を引っ張ったのが原因で、紐が切れたのですが、調書には「室長が、自分で鞄を落とした」となってました。

おそらく、警察官が、鞄を壊したとか、無理に引っ張った(安全上の問題?)と書くと、警察側で、何かしら不利益になるからだと、直ぐに分かりました。

「ここは事実と違う」と、指摘しましたが、受け入れてくれませんでした。逆に「お前、暴走行為つけたろか?一発年少やぞ」と脅されたのです。

もう少し噛み砕いて説明すると「無免許運転だけにしてやってる。更に、暴走行為を加えると、罪が重くなって、少年院に入ることになる。どっちが良いかよく考えろ」というのです。

色んな警察官がいると思うが

僕も、少年院には絶対に入りたくないので、従うしかありません。調書にサインしました。

また、当時、引ったくり防止キャンペーンをやっていたのか「お前の知り合いでやってるやつを吐け」と、何度も聞かれ続けました。知らないと言い続けましたが・・

世の中、このような警察官だけでないと信じたいし、僕は、ただただ運が悪かただけなのかもしれませんが、これは全て事実です。

 

国家権力には逆らうべからず

こちらが、少しでも不利な条件がある場合(無免許運転)は、取調室で、国家権力に何を主張しても、ダメなのです。

逆らうことは絶対に出来ないのです。立場が違うので、希望は有りません。僕は、あの取り調べの雰囲気は、今でも鮮明に覚えています。

取り調べの警察圧力はすごい

ゴーンさんや、堀江さんは、あの取り調べを、1日中、何日間も拘束されながら、受けたんだと想像すると、鉄の精神力がないと、普通は折れると思います。ゴーンさんは「家族がどうなってもいいのか?」と脅されたと言います。※その後、奥さんにも逮捕状が出る。

冤罪の痴漢など、自分がやってないことも、やったことで、調書にサインする人、中にはいると思います。

大阪の末端の警察官ですら、未成年に対して、自分たちの小さな過ちを認めないのですから、ゴーンさんが指摘する「東京検察もリークしている、犯罪だ」と叫んだところで、国家権力は認めないと思う。

僕は、現行犯逮捕されたので、犯罪者ですが、ゴーンさんは、まだ被告(罪が確定してない疑われている身)なのに、です。検察庁のプライドが掛かっているのでしょうか。

ゴーンさんの「日本の検察も法律を破っている」という主張を聞いて、15歳の頃に受けた取り調べでのやり取りを、思い出したのです。

 

長期的には日本にとってプラス

ここまで話を聞いてくれているあなたは、おそらく「犯罪など物騒なことからは、自分は、ほど遠いところで生活している」と考えてませんでしょうか。

自分は、絶対に犯罪をしないので、もっと、厳罰化して、社会から犯罪者を取り除いて欲しいとまで思ってないでしょうか。

そんなことはありません。いつか、あなたのパートナーや、親や子供が、冤罪で取り調べを受けるかもしれません。証拠も不十分で、何ヶ月も拘束されて、精神的圧力を受けて、国家権力に負けて、冤罪を「自分が犯しました」と、罪を認めてしまうかもしれません。痴漢の冤罪など、ホント危ないですよね。

痴漢の冤罪はあるある

警察は犯人を逮捕、検察は裁判に持ち込むかどうか判断し、状況証拠と供述を集めるのです。

そんな、警察、検察、裁判所が、社会的に機能していなかったら(暴走していたら)あなたや、あなたの身の回りの方が、不利益を被るのです。

ゴーンさんが、海外から、自由に、日本の司法の問題点を指摘することは、長期的には、日本全体の利益になると思うのです。

メディアは、検察や法務省の味方ですが、その見方だけではいけないと思う。

海外 vs 日本、、と対立構造を作り出し、メディアに国民感情を煽られて、反射的に反応してはいけません。もしも「内政干渉だ」とか言い出すと、お隣の国と同じことになりますよね。

各国から、グローバルな視点で、日本の司法制度を批評してもらう、絶好の機会だと思います。未来の日本がもっと良くなるためにもね。

See you tomorrow.

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