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マルクス

洗脳されると負け。全部吸い取られる。

投稿日:2022年10月9日 更新日:

ある経営者と2人で飲んでいる時に

ある経営者
ある経営者
いかに従業員を洗脳するか?なんです。世の経営者は皆んな同じこと考えてますよ。絶対口にはしませんけど

なるほどねー、と思いました。やっぱりね、とも。

目次

仕事をさせるための洗脳

経営者は、従業員に対して、役職などの自己肯定感を高める仕組み、自己成長があるだとか、社会貢献だとか、家族の為だとか、言葉巧みに洗脳してきます。

働くのが美徳、当たり前のこと、それが社会一般的、成人男性の普通であるような雰囲気を作るのです。

働くことは美徳なのか?

そして洗脳された結果、従業員の労働力(体力、気力、精神力、時間)は、株主資本の増幅のために、全て経営者に吸い取られるわけです。

ここで、僕の言う経営者とは、自社株を持っている中小企業の社長、オーナー(株主)の事ですね。

雇われ経営者(サラリーマン社長)は、違うんです。彼らは経営者っぽく振る舞ってますが、自社株も持ってないので、他の従業員と同じく洗脳されて、利用されてる側ですね。

 

米国株で儲けたが利益は誰の頑張りなのか?

僕は、2019年から、米国株でそこそこ利益が得ることができました。

数百万円どころでなく、もう一桁多いぐらいの利益です。

で、どこから、この利益がでてきたのか考えたわけです。僕は、ただただ株式を持っていただけなのですが、そこで働く優秀な人達が、一生懸命働いた結果、株価に反映されて利益が出たわけです。

株価値上がり益はどこから?

彼ら従業員は、株主(私も含まれる)のために、働いてくれているわけです。

何が言いたいかというと、

結局、世の中のサラリーマンとは、上場企業や非上場関わらず、株主のために働いているに過ぎないのです。

会社が利益をあげて、利益余剰金として、会社に現金を内部留保しているとします。

誰のお金でしょうか?会社のお金?正確には「株主のお金」になります。保有株に応じた権利を、株主が持っているのです。

なので、僕も、上場企業に勤めていますが、僕が、仕事上で、大きなプロジェクトで稼いだお金は、僕の懐に入らずに、株主が持っていくのです。

これが現実であることは、みんな分かっているはずなのですが、経営者(株主)などが作り出す、雰囲気にのまれたりとか、目の前の日々の生活に追われて考える余裕すらなくなってしまうのです。

 

サラリーマン社会は旧統一教会と同じ

旧統一教会など、異端宗教に対するバッシングが続いてます。

はたから見ると

質問者
質問者
何で、わけわからん、教典にハマって、献金するんだ。合同結婚って…洗脳されるやつがバカやろ

と思うでしょう。

それと、全く同じ感覚で、僕は、世のサラリーマン社会をみてしまってます。

資本主義社会とは、本当に残酷だと改めて思う。

洗脳されると「負け」なんですよ。

全部吸い取られてしまう。洗脳する側に回るしか豊かになれないです。

息子には、世の仕組みをキチンと教えたいですね。

資本家と労働者との講座マルクスシリーズもどうぞ↓

サラリーマンは絶対豊かになれない

【講義1日目】サラリーマンは、なぜ豊かになれないのか?

【講義2日目】資本主義社会とは、商品の集合体である。

【講義3日目】全ての商品の根っこは労働である。

see you tomorrow.

-マルクス
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