ベーブ・ルースの本名は、ジョージ・ハーマン・ルースです。ベーブは、あだ名でして、英語で「赤んぼう」という意味です。
幼い頃から呼ばれてたのでなく、プロ野球に入ってから、ベーブと呼ばれます。
ベーブルースは、アメリカ東部の田舎者でした。18歳になっても、行動が無邪気で、幼稚だったからこそ、同僚からベーブ(赤ん坊)と名付けられたのです。図体はデカイのにです。
大金持ちになって、散財して、好き放題していた時期もあったり、そうと思えば、求められるサインを断らず、計20万回もサインしたり、ファンに献身的でした。死ぬ間際まで、病院でサインをしてたのだとか。
特に、子供への献身は半端なく、難病の子に、ホームランを約束して、その通り、有言実行したのは、有名な話ですよね。
40歳になって、自分の誕生日が間違ってたことに気付いたのです。
親善試合のために、来日するためパスポートを取ろうと、出生証明を確認した時に発覚。もう変更するのは嫌だと、間違った誕生日で、その後の生涯を過ごしたようです。
ここから読み取れるのは、彼は、とても純粋だったのではないか?
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ベーブは、新庄選手に近い?
どこか元阪神の新庄選手と被ってしまいました。
宇宙人と呼ばれた新庄は、当時の野村監督から、バッティングに関して「ボールの芯を打て」としか教わらなかったと。
新庄に細かい技術を教えても意味がないと、野村監督は悟ったらしいのです。単純であり、感覚的な選手なんですね。
ベーブルースも、当時としては珍しい、腰の回転で打つ、体重をのせた独特のスイングだったようです。
誰かから技術を教わる、というのでなく、独自の感覚的な選手だったのです。
本来、野球って、シンプルはずなんです。ボールの芯を打って遠くに飛ばす、ただコレだけですよね。
本来、全てはシンプルなのだ
ベーブルースは、性格が、純粋で単純、どこか子供っぽいピュアな選手だったからこそ、野球をシンプルに捉えることができた。
そして、歴史に残るホームランバッターになれたのではないか。
これは、野球だけじゃないんです。世の中、全て実はシンプルなんです。
- 商売とは、売上 – 仕入 = 利益 だけです。
- 株式投資だって、暴落時に安なったら買って、高くなって売る、だけです。
- アンシュタインの特殊性相対性理論も、E = mc2という非常にシンプルな公式にたどり着いた。
でも、やれ、ビジネススクールや、経営学部やと、わざわざ学問にまでして、商売を難しく捉えすぎてます。
株式投資も、テクニカル分析、チャート分析やら、株価収益率やらと、色んな指標がある。
少し頭の良い専門家や、大学教授が、後付けで、難しく語っているだけなのかもしれません。
本来はシンプルなはずなんです。
子供のようにシンプルに考える
誕生日が間違ってても、深く考えない。
小難しく考えがちな、現代人にとっては、ベーブルース的生き方は参考になるのではないだろか?と感じました。
野球好きだけでなく、仕事や人間関係など、あれこれ考え過ぎて、疲れている人には、オススメです。
999円の自己投資として、枕元にどうぞ。
See you tomorrow.