僕は、小学2年から高校3年まで、10年間サッカーを続けてました。
長く続けてた割には、下手だったのです。
監督からは「おい!もっと頭使えよ!」と、よく怒られてました。
と、小学生の僕は、本気でそう思ってました。
監督は「脳みそ」使えと言ってたのです。
目次
頭を使うとは?
それから、約20年経ち、社会人サッカーを始めました。そこで「頭を使う」が、やっと分かったのです。
僕は、ディフェンス(守り)です。相手と一対一になった時、相手がドリブルで攻めてきて、僕が守っているケースですね。ここでは、右か左かで、相手は抜いてきます。
何も考えないと、左右の確率は、左50%と、右50%ですね。
僕が「左」と読んで、足を出して、逆の「右」にかわされると、負けです。読みが、逆ですから。
もう少し頭を使うと、右50%、左50%でなく、ディフェンスの動き(僕の動き)で、相手の抜きたい方向の確率を、意図的に誘導できるのです。
相手が右利きだと、右に抜く方が、比較的に簡単です。だから「右」の確率が少し上がります。そこで、僕が左の方に体を寄せる(相手から右に隙間が空く)と、相手は右を抜こうとする、またも「右」の確率があがる。
結果どうなるかというと、
右:80%
左:20%
まで、確率を変動させることができる。そこで、僕は右をブロックするわけです。高確率でディフェンス(守り)に成功するんです。
学校偏差値が高いと強いわけ
20年前の僕は、サッカーをしながら、本当に何も考えてなかったです。あの時に、戻って、若い自分に教えてやりたいです。
サッカーは、頭を使うスポーツなのだ、と。
ガムシャラで、何も考えないアホ(僕)には出来ないスポーツなんです。だから偏差値の高い公立高校が、強豪校だったりするんですよね、たぶん。
他の分野も同じ
これは、仕事だって同じことです。
新人だったころ、ガムシャらに仕事はしてましたが、今思うと、効率悪かったですし、空気も読めてなかったです。頭を使えてなかったんですね。
サッカーでも、当時、小学生の同級生で、上手い子は、いました。会社にだって、新人でも、エース級と呼ばれる、デキる同期はいました。
彼らは、僕より「頭を使っていた」に違いないんです。
トッププロや、超一流企業は別として、僕が置かれた平均的な環境であれば、個人の努力や才能ではなく「いかに考えて行動していかたか?」が、勝負の分かれ目だったように思う。
なので、今では、新しい分野にチャレンジするときは「本質はどこにあるのか?」を、まずは考えています。
このブログ、YouTubeも、色々考えたうえでの「成果物」なのですが、鳴かず飛ばずの状況ですよね、、ということは、
頭を使えてないのかも…しれません。笑
See you tomorrow.