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海外ネタ

えぇぇ!?敷金28万円が返ってこない…僕の失敗談と最強の対応策。海外賃貸はここに注意しよう。

投稿日:2020年9月7日 更新日:


僕は、バンコク在住9年目に入ります。その間、引っ越しを3回しました。

うち1度だけ、敷金の返却で、オーナーと揉めに揉めまして、8万バーツ(約28万円)が返ってきませんでした。泣き寝入りですね。

僕の前職は、不動産会社です。宅地建物主任者でもありました。不動産に関しては、素人でないと自負してましたが、それでもやられました。

海外に住む日本人が、海外の大家に、カモにされるって、往往にしてあります。

悪質なオーナーは「日本人(または日系企業)は、お金あるだろう」という打算があります。また、現地の法律や弁護士などの繋がりもあり、正面から戦っても、太刀打ちできません。

鴨が葱を背負って来る

現地人とは、同じ土俵では勝てないのです。外国人はどこまでいっても「二等住民の鴨」なのです。

海外では、住居トラブルは、常につきまとうため、我々は、自衛しないといけません。前半は、僕の失敗談を、後半は、具体的な対応策を解説します。

■こんな方にオススメ

・これから海外駐在する

・海外移住を考えている

・敷金トラブルが過去あった

この投稿で、1人でも多くの日本人が、海外でカモにされないことを祈っています。

 

僕の失敗談

2014年、家賃4万バーツ(14万円)のコンドミニアムに、家族と入居しました。タイ人オーナーの物件です。バンコクの日系不動産会社に、仲介してもらいました。

家賃2ヶ月分である8万バーツを、保証金(敷金)として支払いました。

この日系不動産屋は、入居前にも、オーナーと立ち会ってもらい、現状の写真を撮ったり、契約書も作成して、比較的しっかりしており、安心しきっていました。

何かあっても、ここに頼ればいいやという甘えもありましたね。

それから経つこと4年、退去する時に、オーナーから「部屋のダメージが多く、保証金を一切返金できない」と。多少のダメージはありますが、それは、常識の範囲内(経年劣化も含む)です。

焦って、日系不動産屋に問い合わせて、衝撃の事実を知らされました。

入居時には

オーナー → 日系不動産 → 室長

という契約が、

 

退去時には

オーナー → 室長

という直契約に変更されていたのです。

よくよく聞くと、入居2年目から、オーナーから不動産屋に連絡を入れて、今後、直契約になると伝えてたようです。してやられましたね。オーナーからすると、不動産屋に払う手数料を、直契約にして、自分の利益にしたかったのです。

2年目以降の契約更新時に、オーナーと自分だけだったことに、疑問を感じなかったのが、僕の落ち度でした。元不動産屋なのに、ほんと情けないです。

そもそも、このオーナーと、不動産屋は、裏で繋がってたんじゃない?日本人を嵌めてるんじゃない?とも勘ぐってしまいますよね。

 

ありとあらゆる抵抗

合計28万円ですから、僕も「はい。そうですか」とは引けません。

子供3人もいるサラリーマン家計の28万円は、決して安くないのです。命懸けです。元不動産屋でもあり、意地でも取り返してやるぞ!と燃えに燃えましたね。色々、知恵を絞りました。

・日系不動産へのクレーム

そもそも、契約形態が、変わったタイミングで、こちら(賃借人)にも連絡すべきでしょう。「オーナーに、そう聞いた」と言っても、連絡ないのは不親切でしょう。

「日系でありながら、不親切だろう」この1点で不動産屋と戦ったのです。

僕はここの不動産屋に突撃しまして、窓口で何時間もゴネにゴネました。もう営業妨害レベルですね。こっちも必死ですから、仕方ありません。

引くに引けない

彼らも、このタイ人オーナーの他の管理物件を持っているわけですから、そこから、8万バーツを引っ張るなり、オーナーの首根っこを抑える方法はあるはずなのです。

しかし、契約書が、毎年更新である以上、賃貸業者からすると関与しないというのです。

それは、商取引上は正しいのです。しかし、道義上どうなの?日本人がカモにされてて、それを助けるのが、日系不動産の役割じゃないの?と訴えたのです。

店長と、窓口であまりに激しい言い合いになったので「少しお待ちください」と待たされて、次は、用心棒のヤクザ風の日本人が現れました。あきらかに、この店舗の社員ではないのです。

用心棒に恫喝された

トラブルのケツ持ちとして、ヤクザを使うのは、日本の不動産屋でありがちなのですが、まさか、海外でも、同じような用心棒がいるなんて、、初対面なのに恫喝されましたね。

しかし、僕は、相手がヤクザだろうが、ビビりません。「カタギを舐めるなよ」と言わんばかりに、関西弁で言い返すやり取りが続きます。

お互いが鼻先が、ぶつかるかどうかぐらいまで、近づいて睨み合いし、どなり合いとなりました。28万円が掛かってますからね。

室長もやる時はやる

こうなった場合、感情的に殴った方が負けです。殴られたら、怪我したと、訴えればいいだけですから、殴れられたもん勝ちです。彼も、それを熟知していて、絶対に手を出してきません。

ここまで発展してしまうと(争ってしまうと)ここの不動産屋は、絶対に僕を助けてくれない、ここから、どれだけ罵り合っても、無駄だということで諦めました。ヤクザの勝ちですね。

唯一の後悔は、この時のやり取りを、録音でもして、YouTubeに公開すれば、面白かったのになぁ…と。

・タイ人オーナーに情で訴える

真正面から押してダメなら、感情に訴えることを考えました。

3人の子供を使って「お金を返してください。私たちの来期の授業料です」と英語で話させて、その動画を撮って、タイ人オーナーへLINEで送りました。

「同情するなら金返せ」

オーナーにも子供がいるのは知ってましたから、そこで動かないかと思ったのです。

しかし、状況は変わりませんでした。

最後には、弁護士の連絡先を送ってきて「法廷で受けて立つ」というのです。

外国人には裁判のハードルが高い

こっちも弁護士を立てようと、知り合いのタイ人にも相談しましたが、弁護士費用・簡易訴訟をすると、保証金8万バーツより、高額になってしまうので、メリットがないと言うのです。完敗ですね。

 

・海外旅行保険は使えないのか?

駐在員ですと、会社が海外旅行保険に入ってます。保証内容には「携行品損害」も含まれており、海外で自分の物を壊してしまうと、20万円までなら、保険適応されるのです。

藁をも掴む思いです

免責もありますが、保険適応が認められれば、一件落着ですよね。

オーナーの保有するソファ等を、汚して壊してしまった(広義には合ってますよね?)と、僕は、某日系保険会社のバンコク事務所にまで足を運んで、責任者に経緯を説明しました。

その時のメールがこちらです↓(読み飛ばしていただいてOKです)

先日、ご相談させていただきました、家財破損についてです。

2014年5月 バンコク内のコンドミニアムへ入居しました。2018年5月 退去時、家財破損と指摘され、8万THB補償金戻らず。また家財の破損は、故意ではございません。4年間住んでおり、経年劣化、通常損耗という認識です。

ですが、タイ人であるオーナー(Mr●●)は、全て、賃借側の問題と主張し、折り合わず、弁護士を介して欲しい言われ、泣き寝入りしている状況です。

日系▲▲不動産にも、相談しましたが、オーナーが、▲▲不動産と2年目以降契約延長せず(入居時は、▲▲不動産経由だが、退去時は、オーナーと私との個人契約となっていた)私と、オーナーで直接、話し合う必要があると、助けてくれませんでした。

▲▲不動産、オーナー、オーナー弁護士の連絡先は、下記となります。本件について、御社より、直接、各人へ連絡することは構いません。

こんな頑張りもむなしく「海外保険ではカバーできません」でした。

会社からは、1万バーツ(3万円)だけ補填してもらいまして、自己負担は25万円となりました。

 

シンプルな解決策とは?

友人のイタリア人に、これら経緯を説明しました。悪いオーナーだったね、とは言われつつも「室長は、真面目すぎるんだ」と。

ヨーロピアンは、どうしているかというと、退去する2ヶ月前から家賃を払わないのです。

室長
室長
なるほど!その手があったか!

オーナーには「2ヶ月後に退去するから、最後の2ヶ月分家賃は、保証金で払う」と伝えるのだとか。おそらく、賃貸借契約からは、違反するでしょう。だって、故意に、家賃を滞納するわけですから。

保証金を家賃にして

でもね。我々、外国人は、海外でいつもカモにされてるわけですよね。

ローカルプライスと呼ばれるように、我々は、どこに買い物に行っても、現地人価格でなく、外国人価格という、高い買い物を強要されているのです。二等住民ですからね。

タイ人オーナーは「外国人だから」ということで、家賃も高めに設定してるはず。その高めなのは「外国人とトラブルになるリスク」も含んでいるわけですよね。

保証金で、最後の2ヶ月分家賃を払う方法も、そのリスクの一部だと解釈すれば、我々外国人の出来る抵抗は、これぐらいではないでしょうか?

この最後の2ヶ月は、オーナーとのバトルが始まります。万が一、裁判沙汰になっても、大丈夫なように、発信するメッセージには、細心の注意が必要です。

丁寧なやり取り

「もし部屋の状態を知りたいなら、部屋にきてください。綺麗に使ってます。保証金は返してもらえるはずですよね?」という丁寧なやりとりを心掛けましょう。

タイ人オーナーからすると、外国人を追いにくいのです。帰国すれば、まず、彼らは追ってこれないはず。国際裁判に訴えますか?いやいや、現実的ではないですよね。民事ですし、警察が動くこともないはず。

帰国すればいいのです

もしも、これぐらいの覚悟がない人は、保証金は諦めましょう。

真面目に生きるのでなく、ずる賢く生きましょう。日本ではなく、海外に住んでいる以上、綺麗事だけでは、喰われてしまうのです。自分のお金は自分で守るしかありません。

 

まとめ

・日系の仲介業者でも頼りにならない

・保証金と家賃を相殺させる

一人でも、カモにならないことを願ってます。我々は、海外では、二等住民ですけど、頑張りましょうね!

See you tomorrow.

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  1. 神たかし より:

    これがゆとり世代ってやつですね

    少し考えれば分かると思うけど…
    もう少し考える努力ができるようになれば、ゆとり世代と言われなくなります

    反省することが大事ですよ?   ~See you tomorrow.…

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初めまして。室長と申します。 タイバンコクで働いて7年目になります。 僕は海外に出て、第二の人生が始まりました。 海外で、働きたい・子育てしたい・起業したいなど、これから海外を目指す方を全力で応援したいと思います。 ダイエットや健康管理についても時々語ります。 よろしくお願いいたします。 Twitter → @SHITSUCHO2019