タイトル通り、小6の長女は「織田信長」を知りませんでした。
なぜなら、物心ついた頃から、ずっとインターナショナルスクールに入れているからです。
一応、日本の公文をやらせてますが、国語と算数しかないので、日本の社会や歴史、地理は、まったく出来ないんです。
ボクは親として、織田信長を知らない日本人に育っている娘をどうみてるのか?もちろん、知ってた方が良いに決まってはいます。
しかし、明確な意志を持って、長女を「織田信長を知らない子」にしていってます。
要は、ボクは「これからは日本じゃない」に賭けてるわけです。
目次
日本企業にとって使いやすい人材
日本の学校とは、いったい何のために存在するのか、考えたことありますでしょうか?
いや、違います。ズバリ、、
それなりの識字率があり、真面目に働く労働者が量産できれば、社会全体が豊かになり、経済発展し、国力増強にも繋がるわけです。
「日本企業に勤めるために日系学校がある」とも言えますね。
日本の未来が不安だからこそ
では、これから先、日本という国や、日系企業が、世界をリードしていくのか?というと、ボクは悲観的です。
「子供たちが生きている間は、米国が、チカラを持ち続ける未来」に、ボクは賭けてるわけです。
皆さん、気を悪くしないでくださいね。
日本が嫌いとか好きとか、そんなことはどうでも良くて、未来がどうあるのかを予測して、掛けているだけです。
だから、日系学校に子供たちを通わせてないのです。インター校で、米国の教科書で、米国の歴史を学ぶのです。
囲碁の名人は、凡人には分からない手を序盤で指しましす。そして何十手も先に、その手が、後から活きてきたりします。
それは名人は未来が見えてるのです。だから大多数の凡人からみると「奇抜な手」でも、名人からすると「当たり前」だったりします。
では子供に何を学ばせるべきなのか?
「算数」「国語」「英語」「経済」
これら4つを子供には優先的に学んで欲しいと伝えてます。
- 算数:理論的思考。これが出来ないと仕事/プライベート何やってもダメ。優先順位断トツNo1です。
- 国語:母国語で思考する能力。幸い日本語は、語彙が豊富で、母国語としては最適。
- 英語:将来、仕事で絶対に必須になる。
- 経済:お金の稼ぎ方、増やし方。生活収支、マルクス経済まで。家庭内教育がモノをいいます。
家庭内では、日本漫画をいっぱい買っており、母国語で思考できるようには気を付けています。国語(漢字)さえできれば、大人になって自分で日本の歴史を勉強しようと思ったら出来るんです。
「日本じゃない」に賭けるのは教育だけじゃない
1ドル = 147円
(2022年10月23日時点)
円安に振れている昨今、我々の日系企業の稼ぎも減っています。サラリーマンの円ベース生涯賃金も目減りし続けています。
円が安くなるのであれば、ドル投資するべきなのか?いや、これは、目先の資産運用だけの話じゃないんです。子供にインター校に通わせるだけでもない。
ボクたちが働いている日本や、日系企業もどうなの?と転職を考えたり、もっと発想を変えて、外貨を稼ぐ手段を考えたり、、これは、皆んなが1人1人が、考えるべき長期的な重要課題だと思う。
ボクのような「日本じゃない」なのか、いやいや「日本人だから日本に賭けるべきだろう」なのか、それは本当に分からないです。
このボクの勝負手(子供の未来を、日本以外に賭けた)が、正しかったのかどうか、それは30年後くらいに分かるのです。
子育ては「売れない銘柄」と同じ。だからこそ生涯をかけてやり切る価値がある。
インター校の落とし穴!英語ペラペラの代償は大きいのか?【後編】
円安は、ボクたちの未来の収入が減っているのと同じ。究極の円安対策とは?
See you tomorrow.